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セントの塔22階層4
セントの塔22階層に戻って来た。
『何故、そうなったかっスね?』
『・・・契約者の防具が原因では無いか?色々、特殊な逸品だと聞いている。』
『御主人の付与魔法が原因の可能性もあるっスよ?』
どっちも、あり得そう・・・。
『まずは、防具を外して行くっス。』
クロちゃんの指示通り防具を外して、22階層を歩いていると、私の姿をした数匹のオンミツがいた。
『透明のバグは防具みたいっスね。』
私を発見した偽物の私は唐突に消滅した。
え?何が起きてるの!?
『怒られるけど、マスターデーターにアクセスしてみるっス。・・・あー、原因はこれっスか。御主人のみ起こる現象っスね。』
『・・・新たな瑕疵を産み出しておらぬか?』
取り敢えず、運営に連絡しよう。




