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オールデュエル決勝戦0

無事にメンテナンスも明けて決勝戦の開催日時が発表された。

私以外の残ったプレイヤーは、ネームドさん、メディさん、Samuraiさん、SHINOBIさん、イルドさん、レイカさん、そしてミライ。

『誰が相手でも最悪っスね。』

そうだね、気を引き締めなきゃ。

皆とは戦った事があるけど・・・。

勝てるかな・・・。

『契約者よ、戦の規定はどうなっているのだ？』

そういえばルールは発表されてない。

『・・・アタシなら運営に任せるっスね。女剣士がイベントに関わってないなら、ルールを作るのはオジキ辺りっス。』

レイモンドさんが決めるのか。

クロちゃんの性格は女神様に近いなら多分そうなのだろう。

「正解よー！ナラちゃん、うちのバカトップが迷惑かけてゴメンなさいね。イベントが終わったら全プレイヤー向けのとは別に彼女から詫びアイテムが送られてくる筈よ。それと、黒猫ちゃん、貴方は来て貰うわよ。」

『御主人、助けてっス！』

私は許してるけど・・・関係各所から怒られてきなさい。

『そんな・・・イヤっス！』

レイモンドさんに引き摺られながらクロちゃんは連れて行かれた。