PVPイベント:オールデュエル2
「さあ、時間だ。オールデュエル予選開始!」
イルドさんの声が聞こえたかと思うと、セントの塔の前に居た。
「オッホホホホ!ここで会ったが・・・ぶへ!?」
「ナラ、迎えにきたよ。」
レイカさんも近くにいたみたいだが、ミライが飛んできてくれた。(着地の際にレイカさんを蹴り飛ばした。)
「掴まってて。次はメディの回収に行く。」
ミライが、そう言った瞬間、私達は火山地帯に居た。
「メディ、無事?」
「スキル全開にしとるから無事や。今解除するからちょっとだけ待っててな。」
ミライはメディさんのスキルの解除を確認すると彼女の手を取り次の場所へと瞬間移動した。
「・・・ケイちゃん?この子達はなぁ〜にぃ?」
「シノ、落ち着いて!」
「ヒナツ、諦めろ、こうなったシノは人の話聞かない。」
デカくん達のクラン『Zアタッカー』の29人が3人と対峙していた。
「向こうのクランにもテレポート持ちが何人かいるね。」
「加勢した方が良さそうやな。」
「そうだね。対処間違えるとシノがリタイアしかねないから、そこはケアする。ゴリラと薩摩は強敵だからアタシが倒すよ。メディ、鈍感系の岡っ引きだけは残しておいて。」
えっと・・・私は何をすれば良い?
「自分の身を守る事だけ考えて。」
「可能なら撃破しといてや。」
了解。
それじゃ、1つ目のアイテムを使おう。
「なんや?持ち込みアイテムそれにしたんか。普通は武器や回復アイテムなんやけどな。」
私は召喚石を使い、クヌチさんを喚んだ。
『契約者よ。敵はどこだ?』
クヌチさんが現れた。
「アオニヨシが出たぞ!」
「何でこんな所に!?」
「兎に角倒さなきゃ。」
クヌチさんの姿を見たZアタッカーの面々はクヌチさんに攻撃を開始した。




