表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/832

初期設定2

草原に出されたが、最初にやる事はステータスの確認。



「名前とチュートリアルでとった行動で能力と初期スキルが決まるからちゃんと確認しな。」

とミライが言っていた。


名前:(たいら)土匀(なら)

種族:人

性別:女

LV.1

HP5/5

MP5/5

攻撃力:5

防御力:5

魔法力:5

回復力:5

素早さ:5

持久力:5

運:5



初期スキル

能力値再配分LV.1

1日に1度だけステータスを振り直す事ができる。

(最大値は各ステータスの合計値で各ステータスに必ず1は振ら無くてはならない)



「え!?まさか・・・いやそんな・・・もしかして・・・ナラ?」

象の被り物をして眼鏡をかけた美少女に話しかけられた。誰?

「あー、この姿だと判らないよね。アバターだし。ミライだよ。」

ミライ?

「閉店時刻になったから婆様から解放された。ねえ、ナラ?何で現実(リアル)と全く同じ容姿なの?」

へ?

「へ?じゃないよ!折角、なりたい容姿に慣れるんだからさ。後で容姿再設定用のアイテムあげるから再設定しなよ。」


そう言うもんなの?

「そんなもんさ。」

へえ〜それがミライの理想なんだ。


「う、うるさい。それで、ステータスどうだった?」

さっき見たステータスの値を顔を真っ赤にしたミライに説明した。

「オール5か・・・。レアケースだ。」

レアケース?

「うん。普通なら()()()()()()んだけど・・・どんな名前にしたの?このゲーム()()()()()()で有名でプレイヤー名によって初期の固有スキルやステータス値が決まるんだけど・・・。」

本名。本名入れました。


「あ・・・平均・・・それで・・・。こういうゲームとかのプレイヤー名って普通は実名入れちゃダメよ。」

ミライにため息を吐きながら呆れられてしまった。


え!?そうなの!?


「後で、運営に連絡して・・・いや即、だけど・・・」

ミライが何かぶつくさと呟いている。

「そっちは何とかなるから大丈夫。それよりこのステータスは大問題かな。」

大問題?

「レベル上げが出来ない。ここのエリアのモンスターは弱く設定されてるんだけど、世界の中心にあるから多くのプレイヤーが行来していてほぼ狩られて遭遇する事はまずない。」

え・・・。


「このゲーム、オープンワールドでさ、」

オープンワールド?

「そっから説明しなきゃいけないのか・・・。今は、ある程度シナリオの順番を気にしなくて良いとだけ言っておく。だからモンスターが強い所とかいきなり行けるんだ。」

それで?


「エリアとエリアの間にいるとたまーに、隣の強いエリアのモンスターが来たりするんだよ。」

ほお?


「ステータスは攻撃や魔法力が高ければ一撃(ワンパン)で倒せるし防御や回復力が高ければやり過ごす事ができる。素早さや持久力があれば逃げる事が簡単。そうやってモンスターに立ち向かうんだけど・・・。」

このステータスだと、どの戦い方も出来ないと。

「うん。」


一緒に行けないの?

「アタシも始めたばっかりでとてもじゃ無いけど守りながらは無理。」

そうか・・・。

「所でスキルは何貰ったの?」

能力値配分LV.1について説明をするとミライは絶句していた。


何でさ!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ