イベント:召喚の秘石8
「この子を育てに来たのですわ。」
レイカさんは召喚石から可愛いワンちゃんを出した。
「ワン!」
見た目が可愛い。
『御主人、これがホムラワンワンっス。頭撫でに行かない方が良いっスよ。契約者以外がやろうとすると噛まれるっス。』
私は出した手を引っ込めた。
「それよりも貴女・・・アオニヨシ種、しかもメスを連れてますわね?」
ええ。最近仲間になりました。
「連れてる人初めて見ましたわ。」
連れてる人居ないんですか?
「ワタクシはみた事ないですわね。そもそも、出逢うのが困難でその上、倒すのも困難ですのに・・・。」
『あー、お嬢様、急いでここから退避した方が良いっスよ?』
「この黒猫は何を言ってますの?」
「くまぁ・・・・・。」
ポラリスちゃんの周りにはヤシの木が沢山生えていた。
「契約者よ、始めて良いか?」
あーちょっと待って。
レイカさん、急いでここから逃げて下さい。
「どうしてですの?」
今から爆発させますので。
「どういう事ですの?」
『あー取り敢えず邪魔なんで適当な所に跳ばすっス。そい!』
クロちゃんはレイカさんを何処かへとワープさせてしまった。
『さあ、御主人、始めるっス。』




