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打ち上げヤッシー
「名は体を表し、この世界に於いては異能を示す。その名に応えよ、スキル発動!ナヅケノオウギ!」
ネームドさんがそう叫ぶと扇子が目の前に出てきた。
ネームドさんが扇子を持ち舞い始めるとヤッシーと同サイズの大きな煙火筒が出現した。
「ヤッシー専用の煙火筒だよ。これにヤッシーを押し込んで。」
ミライがうまく誘導して筒にヤッシーを詰めていく。
「ファンタジー世界のゲームやからツッコんだらアカンと思うけど・・・、椰子の木を打ち上げる筒って何や?」
私もそう思う。
「おっと、フェニックスは、こっちや。」
あれ?そういえば、はぐれ種なら逃げてしまうのでは?
「ウチのスキルを使えば大丈夫や。」
どんなスキルなんですか?
「今度しっかり見せたる。ネームドの準備が終わったみたいやな。」
「打ち上げるよ!」
ズドーンと大きな音と共に上空にヤッシーの大群が打ち上げられた。




