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イベント:ヤッシー花火


「今回はチーム戦で初心者も参加できるから良イベだと思うけど・・・」

「ヤッシーなのが問題やな。」

「確かにね。私やメディ、カギヤみたいに慣れてるプレイヤーなら爆発の範囲外から攻撃したり、さっきみたいに爆発する迄に距離を取ったりするけど、知らない初心者プレイヤーは巻き込まれるね。」

「それには同意する。ミライ、私はカギヤじゃない、ネームドだ。」



数日前の私みたいに?


そう聞き返すと3人とも頷いた。



「今回、ランキングはあるんか?」

ランキング?

イベントのポイントを貯めるとアイテムを貰えるのは概要に書いてあったけど・・・。


「たまにサイレントであるからな。そんであるんか?メディ。」

「今回個人ランキングはなし。あれ?そういえばミライ、今回の制限は?」

「・・・今回は、私がトドメを刺すとチームポイントの入手が本来のが1割になる事だね。参加できるだけマシだけど。」

ミライは豪快に笑いながらそう言い放った。


「運営も鬼やな。まぁ、ミライなら無限ヤッシー花火とかやりそうやからな。」

メディさんのこの発言に、ネームドさんが頷いている。いくら何でも無限って・・・

「できるよ、理屈の上では。準備に時間が掛かるし、パーティーメンバーのスキル次第だから効率的では無いと思うけど。」

「流石やな。そんで、ウチら4人なら出来るんやろ?」

「出来るよ。ただね・・・」

ミライの言葉の歯切れが悪い。

「運営に怒られるかもしれない、だろ?」

ネームドさんが笑いながらミライに聞いた。

「ウチらは、大体いつもそんな感じやろ?」

「ナラは大丈夫?」

ミライがこのゲームに誘ってくれたんだから別に気にして無いよ?

ゲームする為の機械だってミライがくれたんだし。


「そう・・・それじゃ、作戦を伝えるね。」

ミライは普通なら思い付かない方法を提案した。

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