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セントの塔■■階層イレギュラー10





2人は連携を取ってあっという間に羽の生えたミミズを倒していった。

「これ弱いですわね。本当に元は竜種なんですの?」

「うん。弱すぎる。」

2人とも虫は割と平気な様だ。


あの・・・皆さん、お嬢様なんですよね?虫とか平気なんですか?


「ウチは親が海堂の家出とるから一般家庭やし、オカンもオトンも好きやからな。ウチは平気や。」


「私は割と平気かな。流石にGは嫌だけど。」

私もGはダメですね。分かりますよネームドさん。


「美味しいよね、カブトムシ。」

え!?

「昆虫は食糧じゃなの?」

Samuraiさん!?

「それは自分だけやろ。」

メディさんは呆れていた。


「拙者もSamurai殿と同意見でござる。」

いつの間にかSinobiさんが戻ってきていた。


「出口は100層に繋がってるね。シノちゃん何を見たの?」

「ネームド殿、ネタバレになるから言えないでござる。」

ネタバレ?

「知らない方が良いでござる。アレを見たプレイヤーによって反応は変わるでござるからな。」

一体何を見てきたのだろうか?


「・・・イルド、報告ありがとう。原因は15階層みたいですね。プレイヤー:ネームド、この階層と15階層を繋げられますか?」


「可能です。『ナヅケノオウギ』!」

扇をペンの様に使い何かを書き込んでいた。


「プレイヤー:ネームドが行っているのは名称の変更ですね。」

名称の変更ってどう言う事ですか?


「次の階層の名前が書かれてる箇所があるんだけど、今、100階層になってたから15階層に変更してみたから行ってみよう。」

直ぐ様、次の階層へと進んだ。

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