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セントの塔■■階層イレギュラー8
え!?何でレイモンドさんの声が?
「緊急回線よ。も・ち・ろ・ん、盗聴対策済み。」
運営用の回線ですね。
「・・・その声は叔父貴!?」
「アナタも叔父貴呼びなのね・・・。まぁ、良いわ。今、お昼時でしょ?」
「もう、そんな時間なんやな。」
それじゃ・・・ミライは・・・。
「そうよ。お店の手伝い。だから呼ぶ事は出来ないわ。」
そんな・・・。
「頼れないなら仕方ありません。私達でどうにかするまでです。」
そうですね・・・。
「こっそり応援は送ったから少し待ってると良いわよ。」
応援?
『来たっスね。』
後ろから数人まとめてやってきた。
「無事でござるか?」
「何で私まで・・・。」
皆がやって来た。