いつもの
お知らせの欄を見てみると次のイベントの予告バーナーがあった。
バーナーは一目で職人がメインのイベントだと判るデザインだった。
イベント予告:職人達の後継
依頼主:しがない縮緬問屋の大旦那
何処かに腕の良い職人はおらんか?
ワシも歳じゃし、後継者と思うての・・・。
思い切ってギルドに依頼を出してみたんじゃ。
え?何故、服飾以外も探しとるのか?
他の業種の職人達も後継者を探しておったし、ついでじゃ。
ふぉふぉふぉ。
今回のイベントは素材を集めて、武器、防具、装飾品、道具を作り出そう。
職人プレイヤーの皆さんは素材集めを依頼してもよし、自分で取りに行っても良し。
新たに職人になるのも良し。
そして、作品を出品しよう!
日程:9月2週〜4週
出品期間:3週目週末23:59迄
出品場所:ギルド特設窓口
※今回のイベントはロクゴウグループの協賛となっております。
入賞したアイテムはロクゴウグループから商品化を考えております。
また、当社が採用したアイテムは今後のアップデートで採用させて頂く事になります。
「私達はどうする?」
「稼ぎ時だね。職人に納品しよう。」
「よーしアタシも頑張るぞー!」
『盛り上がってる所悪いっスけど、よく最後まで見るっス。』
クロちゃんが黒い箱から出てきた。
どういう事?
『いつものっス。』
いつもの?
下にスクロールすると・・・。
参加制限
Level2(参加不可)
ミライ
ミト
ロクゴウグループの従業員プレイヤーの皆様
レイカ
Samurai
ネームド
sinobi
Level1(制限あり)
平土匀
私達には制限がかけられていた。
「・・・ふぁ!?」
「お祖父様の孫は軒並み、参加できない様になってるね。」
「メディ殿だけ名前が無いでござるな。」
「何で?」
ミライは変な声をだし、他の3人は首を傾げていた。
「取り込み中の所悪いとは思いますけど、お祖父様達が、お呼びですわよ。」
声のする方を見るとレイカさんが立っていた。