ホラーイベント:結果発表
「あのな・・・。はぁ、もういっその事、広い所に引っ越すか?」
メディさんはため息を吐いていた。
何か、ごめんなさい。
「ナラは、ええよ。それよりも結果発表の時に当たり前のようにここに集まりに来る従姉妹達や。」
「結果発表始まるでござるよ。」
「うん、そうだね。」
「メディ、気にしたら負け。」
「・・・。」
「はぁ、本当に引越し検討しようか・・・。」
イベントが終了したので臨時ギルドは解散されます。
そう、アナウンスが流れた。すると・・・
「はーい☆可愛い女神の登場!結果発表のお時間でーす。」
テンションの高い女神様(の映像)が現れた。
「今回はこんな感じでーす。」
女神様の前にボードが現れた。
1位:平土匀(37359)
2位:ミライ(37358)
3位:レイカ(37357)
4位:Samurai(37337)
メディ(37337 )
ネームド(37337)
sinobi(37337)
8位:デカ(36177)
9位:新米受付嬢(34334)
10位:甘薯(25253)
Samuraiさん、メディさん、ネームドさん、sinobiさん、4人共最初の方は参加してなかったのに凄い・・・。
「塔の守護者でござるよ。」
「一回で、1万貰えた。」
「ヴァンパイでも500〜1000位だったから割は良かったよ。」
「あのアホは吸血鬼を生産してたから、ポイント高いんのは解るけど、ナラ、初心者クランを率いてどんなレイドボスを倒したんや?」
隠しのレイドボスを見つけたんです。
隠しボスについて4人に話した。
「次のイベント発表が、この後、お知らせに入るから引き続きログインしていてね☆」
女神様(の映像)は消えた。
「・・・はぁ!?ホンマか、ミライ!?」
「・・・。」
ミライ?
「・・・。」
ミライ!?
「うぉぁ!?ごめん、ごめん。ちょっと婆様に話しかけられてた。えっと、隠しボスの件だよね、初心者の救済措置だよ。いくらアタシだって、大勢で来られたら無理だもの。」
「何か、嘘くさいでござるな・・・。」
・・・うん。嘘だね。私達、一回全滅したし。
「次のイベントは・・・ホンマか!?」
メディさん、どうかしたんですか?
「よし、急いでギルドで物件探そう。」
メディさんはギルドへと走っていった。