ホラーイベント:隠しボス8
「また来たか・・・。圧倒的に差を見せた筈なんだけどな・・・。」
「出でよ!不死の軍団!」
ミライは不死のモンスターを召喚した。
「ヴァンパイアばっかりじゃん!?」
前回よりヴァンパイアが多かった。
え!?ミライ、倒せるって判断で出してきてるよね?
取り敢えず、皆、自分の武器で攻撃してください!
皆、各々の武器を出現させてヴァンパイアに攻撃を当てて行く。
「アァ゛ァ!」
デカさんの十手が当たったヴァンパイアがもがき苦しみだした。
「本当に十の形してて特殊な形状だとは思ってだけど、アンデット特攻があったとは・・・。」
アンデットに有効な武器を持っていたのは1人はデカさんだけどもう1人は・・・誰?
「ナラ、余所見してたらやられるよ?」
ミライが消えたと思ったら、私に鎌を振り下ろした。
「ずでえ゛だずあ゛る゛でぃ゛ばぁ゛ずどぉぉぉ!」
甘薯さんが掛け声と共に鎌を迎撃をしてくれた。
「うわー!?どっから出てきた!?唐突すぎて被弾した!」
そして、ミライに刀が通った。
「幻想曲、成功。」
応援さん、ありがとうございます。
応援さんの幻想曲は10秒間だけ味方1人の姿を消す技
で今回は甘薯さんに使って貰った。
「なまくら、無響音!」
「歌えない!?」
「斬れない!?」
応援さんと甘薯さんはミライの攻撃を受けて無力化された。
皆、予定通り始めて下さい!
「了解。」
ノベルさんは受付嬢さんに、宙に書いた3文字を当てた。
「え・・・?」
皆は、イベントアイテムのお祓い棒で受付嬢さんを叩き始めた。
「【ウホホウホー】!」
Go-rillaさんがアボガドを取り出し受付嬢さんに差し出し彼女はそれを食べ始めた。
「何で味方をお祓い棒で叩いてるのさ!?あと、ゴリラがアボガド出して、それを食べてるのさ!?」
ウホホウホーとは、言葉がわからなかったので詳しい事は判っていないけど、MPを消費してHPを大回復する森のバター(アボガド)を作り出すスキルらしい。
「ステータス・ドロップ・バースト!」
隙だらけのミライに私は魔法を放った。
放った瞬間、ミライは受付嬢さんの姿に変わった。
「バレバレだよ。防御無視の攻撃を持ってるのは主にナラだからね。【受付嬢】!」
カウンターの光は私に直撃した。