ホラーイベント:隠しボス4
偽甘薯さん(ミライ)は目を瞑り集中力を高めていた。
「ずでえ゛だずあ゛る゛でぃ゛ばぁ゛ずどぉぉぉ!」
偽甘薯さん(ミライ)は目を見開き叫びながら本物の甘薯さんに斬りかかったが、本物の甘薯さんは刀を刀で受け流した。
受け流された偽甘薯さん(ミライ)の刃はレイスを斬りつけた。
「いけね、誤チェストした。見てもらった通り、ただ叫んで、霊体を斬っただけ。そんな事が出来るのは、剣士のプレイヤーでも一握りだよ。」
Samuraiさんでも霊体は斬れないと言っていたから、甘薯さん凄いんだ。
「イズキ・・・Samuraiは自分が脳筋だと思われるのが嫌でやらないだけだよ。斬ろうと思えば何でも斬れるよ。」
ええ・・・。
「・・・。チェスト!」
甘薯さんは少しムッとしながらミライに斬りかかった。
「この子、脳筋すぎない?折角だし他の子にも化けて・・・ウホ!」
ミライはGo-rillaさんの姿に変わりスキルと技を発動させて刀を体で受け止めた。
「呪いが酷いけど、凄いスキルだなぁ。それじゃ、返すね。」
一度、ミライの姿に戻り、その後、新米受付嬢さんの姿に変わった。
「やっぱり、この人そう言う解釈してたか。【受付嬢】発動!」
カウンターの光が甘薯さんに直撃して彼女は消えてしまった。
「まず、1人。」
ミライは元の姿に戻り悪い笑顔をしていた。