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再現失敗2
「お疲れ様。」
ゴメンなさい。また、失敗しました・・・。
「ナラ、気にしなくて良い。それよりも、バグアイテムを入手した時と違いは何かあるか?」
違い?何かあるっけ?
『養蜂熊の名前っスね。入手した時には名前無かったっス。』
そう言えばそうだった。
「ねえ、イルド、もしかしたら・・・。」
「ミライ、お前の言いたい事は『名前が未設定の召喚獣が魔物を倒す』だろ?」
「流石、ギルマス。色々ログを見て、あの2人を呼んでおいて正解だった。」
「2人とも入ってきてくれ。」
イルドさんが扉の方を開けると・・・。
「私の出番だね。」
「何でワタクシが・・・。」
レイカさんとネームドさんがいた。