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悲しみの空

作者: てとてワークス

二人が見上げた空の中に

赤い光の粒が降った

ちょうど雪が重なって

二人はそっと手を繋いだ


悲しみは叫びに姿を変えて

けれどガラスに閉じ込められて

そっと目を瞑った君






あとがき。

てとてワークス参加作品。テーマは温もりと雪。

予約投稿し忘れて一瞬フライングしました。申し訳ない。

ちゃんと人を見送るのは難しい。ただ悲しみに吸い込まれてしまう気がする。

心がせめて届くことを、と言いつつも。どこかで遮られてゆく。



2018/1/18加筆しました。

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