008話 魅惑の宝物 僕はとうとう手に入れた の件について (´∀`*)ウフフ
毎日、更新しているのにアクセス数の低下がとまらねぇ?
それがどうした!!
それぐらいじゃぁ俺様は負けねぇ止めねぇ挫けねぇ。
何年コミ◯で売れない底辺同人作家をやってきたと思ってるんでぇ。
人気が出ねぇ読んでもらえねぇのはいつもの事だぜ。( `ー´)ギャッハハハハハハハハハハ
やぁ、私はベニート・ムッソリーニ。
将来この国の統領になる男だ。
だが、今は皆さんと何も変わらない極普通の生活をしている一人の青年だ。
ただ一つだけ私には些細な事だが皆さんとは違うところがある。
それは、私が何度も転生だか憑依だかの「やり直し人生」とでも言うべき人生を過ごしている事だ。
と、どこかの不死身のドクターを主人公にしたドラマのナレーションぽっくなってしまったが、あのドラマ、第1シーズンで打ち切りとは残念すぎる。ファンだったのに。
(ノД`)・゜・。シクシク
それはともかく、社会人として完全に独り立ちしたので、これまでの「僕」から「私」に自分の呼び方を変える事にしたよ。(*-ω-)ウンウン♪
だからと言って、とある煎餅屋の三代目みたいに「僕」と「私」の二つの人格を持ち、人格別に戦闘力が違うなんて事はない……かもしれない事もないかもしれない事もないかもしれない。(´・ω`・)エッ?
さて、そんな私は今、ドクターではなくティーチャーをしているよ。当たり前だが頭に「お願い」はつかないよ。
(^◇^)
私もどこかの軍人と同じく宿題を出されるのは嫌いだが、宿題を出すのは好きだ。大好きだ。愛してるぜベイ◯。あの二つの作品、あれはいいものだ。壺じゃないけど。(*-ω-)ウンウン♪
しかし、そんな教師生活も4ヵ月で終わりだよ。(ノ∀`)アチャー
何故なら私は退職して外国に『自分探しの旅』に出るからね。( ゜Д゜)
いや、ほんとはもっと教師生活を楽しみたかったんだけど、ここは歴史上のムッソリーニと同じ道を行かなくちゃ歴史がかなり変わりそうだからね。仕方がないよ。(-_-)
何せ歴史上では、この『自分探しの旅』で、ムッソリーニはその名前が売れ出すからね。
(* ̄- ̄)ふ~ん
ちなみに『自分探しの旅』とは言ってもムッソリーニの旅は、平成時代の日本人の『自分探しの旅』ほど温くはないんだよね。('Д')
何せ隣国スイスに入国した時は殆ど無一文だったそうだからね。(; ・`д・´)
それで建設現場や肉屋で働いたり他にも色々な仕事をしたそうだよ。(´ー`)
仕事だけしてたわけではなく、社会主義を学び、フランス語とドイツ語も学んだそうだよ。
('Д')
そしてスイス社会党や他の社会主義団体に参加したりして社会主義運動に身を投じ頭角を現していくと。そしてスイス警察に逮捕されちゃうんだよね。(ノ∀`)アチャー
まぁそんな感じの旅だから、現代日本人の『自分探しの旅』のように快適で安全なホテルに泊まって観光旅行と変わらない事をしたり、ちょっとだけかるーく働く職業体験ツアーに行きましたなんて、温いものとは全く違うんだよね。(*-ω-)ウンウン♪
何せたった一人で知り合いもいない外国で生活のために働き、学び、戦い、逮捕までされちゃうんだから。
(*・ω・)ウンウン♪
ただし、それだけを書くと何だかムッソリーニが随分と真面目で働き者で勉強家の社会主義運動家っていう感じだけど、かなり粗野な面もあるんだよね。(。´・ω・)
何せスイスでは公園でお弁当を食べていた女性の二人組を襲って、お弁当を奪ったなんて事を自叙伝に書いて自慢してたりもするからね。(ー_ー)
そもそも最初の寄宿学校を転校したのだって暴力沙汰を起こしたからだしね。( ゜Д゜)
ムッソリーニは自分の事を「暴力の伝道師」なんて呼んで自慢してたっていうから困りものだよ。
(/o\)
私はそんな女性を襲ってお弁当を奪うような事をする気はないよ。(; ・`д・´)
少なくとも今回の歴史に「暴力の伝道師ムッソリーニ」の出番は無いよ。(; ・`д・´)
それに、私もそこまで大変な『自分探しの旅』をする気もないよ。('Д')
教師として働いて得た給料はためてるしね。無一文でスイスの大地に立つ!なんて事をする気はないよ。
(*-ω-)ウンウン♪
ところで、その『自分探しの旅』に出る前に私は極めて重要なある物を、獲った、じゃなくて、
買ったどぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
( ^ω^)
そう私は買ったのです! カメラを!!
\(^o^)/
ギリギリなのですよ。いや根つきの鯖の話じゃないですよ。どこかのグルメ漫画の話じゃありませんからね。(*・ω・)ウンウン♪
スイスに行く直前、ギリギリで手に入れたのですよ、アメリカのイーストマン・コダッ◯社製の「No.2ブローニー」カメラを! (^^)
何せ昨年の1901年にアメリカで発売が開始されたばかりのカメラです。ようやく最近、大西洋を渡ってイタリアに輸入され始めました! (^<^)
元々はイーストマン・コダッ◯社がカメラをもっと大衆に浸透させようと1900年に安価な大衆向けカメラ「NO.1ブローニー」を発売したんです。(*・ω・)
子供でも買えるようにと1ドルでした。当時のアメリカで都市に住む労働者の平均月収が54ドルという時代です。(*-ω-)
それはもう爆発的に売れたそうですよ。それでイーストマン・コダッ◯社は、次にもう少し高級のカメラを出したのです。それが2ドルの「No.2ブローニー」カメラです。(*・ω・)
いやぁなり立て教師の4カ月分の給料なんて、たかがしれていますからね。とても高級なカメラは買えません。だけど、このクラスのカメラなら買えます! 買えて良かった。(*´▽`*)
カメラは旅行の必需品なのです! (*-ω-)ウンウン♪
後世、携帯電話とかスマートフォンで写真が撮れる前の時代、日本人が旅行に行く時にカメラを持つのはお約束なのです。それどころか世界共通の認識なのです! (*・ω・)ウンウン♪
日本人旅行者=カメラなのですよ! (; ・`д・´)
イッツ・ショーターイーム!とか叫んで主人公が人型ロボットを動かす某アニメにも日本人のカメラ好きを揶揄するようなシーンがあったじゃないですか! (; ・`д・´)
もう日本人=カメラはネタなのです! (*-ω-)ウンウン♪
今は後世でもないし、私も日本人ではありませんよ。でも、外見はイタリア人でも中身は日本人ですから!
(^^)
ちなみに「No.2ブローニー」カメラの外見は長方形の黒い箱です。ボックス・カメラとも言われます。カメラ・ボディは安価なだけあって木製です。(* ̄- ̄)
いやぁ平成時代の日本で暮らしていた頃、それも中古カメラが爆発的人気だった時代に、春に東京銀座の松◯で年に1回開催されている中古カメラ市で実物は見た事がありましたよ。
100年前の中古カメラでそれほど状態が良いわけではありませんでしたが、確か2万5千円ぐらいしてましたね。
Window◯が98の時代でしたよ。(* ̄- ̄)ふ~ん
あぁ何もかもみな懐かしい。(-_-)
その新品の実物を手に入れたのです!! (*´▽`*)
おぉやっぱりカメラはいいですなぁ。それもフィルム・カメラはいいですなぁ。(*^-^*)
デジタル・カメラも悪くはありませんが、デジタルよりも撮影の腕がものをいうフィルム・カメラはやっぱり撮影に緊張感があって最高なのです! (*´▽`*)
うまくベストショットが撮れてた時の喜びは何物にも代えがたいのです! (*^-^*)
個人的には35ミリ一眼レフカメラが好みですなぁ。(^◇^)
AF機とMF機、どちらも好きですなぁ。(^^)
特にMF機でモータードライブを付けてカシャカシャ連写できるタイプが最高ですなぁ。
(*・ω・)ウンウン♪
モータードライブやレンズの組み合わせを決めて、自分の撮影スタイルに最も相応しいシステムに組み上げる時のあの至福のひととき。幸せでした!! (*´▽`*)
ところで現代日本ではよくニコ◯派VSキヤノ◯派なんて争いもありましたが、どちらもいいものですよ。
(*-ω-)ウンウン♪
私はどちらも使っていましたよ。と、言うか、見境なしに中古カメラを購入して使っていましたよ。
(^^)
ミノル◯も、ぺンタック◯も、オリンパ◯も、シグ◯も、京セ◯も、コンタック◯も、リ◯ーも、コシ◯も、ペト◯も、フジ◯も、コニ◯も、コー◯も、マミ◯も、どのメーカーの一眼レフもだぁい好きだぁーーーー!!(*´▽`*)
もう会社自体がなくなっちゃたり、カメラ事業から撤退したメーカーもありますけどね。(-_-)
ところで現代日本で暮らしていた頃は、主に日本製の一眼レフカメラを収集して使う事に精一杯で、レンジファインダー機や二眼レフカメラや蛇腹カメラや中判カメラには興味はあったけど殆ど手が回らなかったんですよねぇ。ほんの少しだけ買っただけでね。カメラはお金がかかるから。(゜-゜)
このムッソリーニ人生ではレンジファインダー機や二眼レフカメラを収集して使ってみるかな。('Д')
だって一眼レフカメラが全盛期を迎える前にムッソリーニは寿命がきちゃうだろうからね。(ノ∀`)アチャー
ムッソリーニが政権を奪取したのが1922年だから、その頃から趣味に費やせるお金は充分あると思うんだよね。(*-ω-)ウンウン♪
そして、その3年後にドイツで世界的な名機となる「ライ◯」シリーズの始まりのモデルA型が世に出るんだよね。('Д')
日本でも「猫も杓子もライ◯」なんて言われるほど、大人気の「ラ◯カ」ですよ。(ー_ー)
現代日本で暮らしていた頃はライ◯には手を出していなかったんで、今回のムッソリーニ人生では手をだしてみよう。と、言うかメインのカメラとして使うしかないよね。(^^)
何せライ◯は優秀でドイツ軍は勿論の事、イギリス軍やアメリカ軍でも軍用カメラに採用されたほど優秀だからね。(* ̄- ̄)
第二次世界大戦の時なんて、そのドイツが敵に回ってライ◯が入手できなくなったからイギリスはライ◯ⅢbのコピーであるリードⅢを、アメリカではライ◯Ⅲaのコピーであるカードンを造ったんだよね。
(´・∀・`)
ライ◯は優秀だったから各国でコピー製品が造られ、その数は220種類を超えるとも言われていたね。
(* ̄- ̄)
私も現代日本で暮らしていた頃コピー製品を2台ほど持っていましたよ。ジャンク物(壊れたカメラ)で安いのがあってね。自分で修理して使ってみようと思っていたんだけど、暇がなくて今でも部屋のどこかに転がっている筈ですよ。
旧ソ連製のフェ◯とゾル◯ーでしたね。(´・∀・`)
今回、私が生きているイタリアでもライ◯のコピー機は造られるんだよね。
アフィオ◯、ガッ◯、ガン◯を始めとして幾つかのカメラメーカーがライ◯のコピーを造る筈だよ。
是非、手に入れて使ってみよう。(*-ω-)ウンウン♪
と、いうか政権をとったら国策としてカメラメーカーに出資してテコ入れしてみようかな。(*・ω・)
いやぁ楽しみだなぁ。(^^)
はっ! 自分の呼び方を「僕」から「私」に変えたら、いきなり現代日本にいた頃の思い出話と趣味の話が当社比500%増しの内容になっている! Σ(゜□゜;)
これが「僕」から「私」に呼び方を変えた自分の「私」効果なのか!? 恐るべし「私」効果!
Σ( ̄ロ ̄lll)
ともかく「自分探しの旅」に出発だぁ! (* ̄0 ̄)/ オゥッ!!
〖政権とるまであと20年……長っ!〗
【次回予告】
何事にも表があれば裏もある。
主人公が望むものは真の友情か打算から出たまやかしか。
果たしてその狙いとは……
次回、「栄光の勝利を、ヘタ・・・じゃなくて、イタリア王国に」
第009話「出会い・・・」
ご期待しないで下さい!