006話 果てしなき暗黒の中で 思考は巡る の件について (ー_ー)
今、この小説を読んでいるあなた!
あなたは間違っている!!(☚映画「クリムゾン・タイ◯」の副長風に)
そんな暇があるのなら他の作品を読みなさい!!
今なら「◯◯◯海 ◯◯◯◯◯◯◯」がおすすめです!
寄宿学校に到着し、寮生活となったよ。(´-`*)
割り当てられた寮の部屋に行った時、10人部屋なのに僕を含めて11人いて騒ぎになったよ。
\(゜ロ\)(/ロ゜)/オロオロ
僕は思わず叫んだよ「11人◯る!」ってね。Σ(゜Д゜)
往年のアニメ化もされた名作SFコミック作品みたいな話だ。(+_+)
別に学校側が非常事態における生徒の判断力と行動力を試す為とかではなく、ただ単に生徒の一人が部屋を間違えていただけだった。やっぱりね。そんなものだよ現実は(´・_・`)
それにしてもヨーロッパでの男子寮の生活というと名作「トー◯の心臓」を思い出すよ(´-`*)
えっ!「◯ーマの心臓」を知らない!? Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
えっ! それどころか、そもそも「11人い◯!」も知らない!? Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン、ガーン
じ、じゃぁ「風と木の◯」は?
えっ! やっぱり知らない!? Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン、ガーン、ガーン
そ、それじゃあ舞台は日本だけど男子寮物の代表作でアニメ化もされた「ここ◯グリーンウッド」は? (;'∀')
えっ! そ、それすら知らない!? Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン、ガーン、ガーン、ガーン
こ、これが忌まわしきジェネレーション・ギャップというものか orz
昔は人気のあった少女マンガなのに……( ;∀;)
えっ? IF戦記に昔の少女マンガネタを持ち込むなって? (´・_・`)
いいじゃないか別に(´・ω・`)
ミリタリー漫画の代表傑作「エリア8◯」の作者さんだってデビューは少女マンガだよ(´Д`)
えっ? 「エリア◯8」を知らないって!? Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン、ガーン、ガーン、ガーン
…………………orz
そ、そう言えば「エ◯ア88」は原作完結とOVAが制作されたのは80年代だったし、その後に作られたテレビアニメ・シリーズでも2004年の放送だっけ。今の若い人が知らないのも無理はないのか……(._.)
時の流れとは無情だねぇ。(ノД`)・゜・
まぁそんなことはともかく僕の寄宿学校での生活は平穏だ。波瀾は何もない。(´ー`)
イタリアだからカエサル風に言うと (~_~メ)
食べた。(^◇^)
学んだ。( ..)φ
寝ちゃったよ。(-_-)zzz
の毎日だ。(*^-^*)
歴史上のムッソリーニは素行が悪く、転校する事になったけど、僕はそんな無駄なエネルギーを費やす気は無いよ。引越しも嫌いだしね。(^<^)
それに寄宿学校を転校した、しない程度ならそれほど歴史も変わらないんじゃないかな。(*_*)
まぁ、ひょっとしたらバタフライ効果で将来、何かしら大きな変化が起きないとも限らないけれど、その時はその時ということで。(*_*;
と、まぁとりとめのない事を考えている今は夜なんだけど……(´Д`)
暇だ……(´・_・`)
夜はとっても暇だ……(´・_・`)
何せこの時代はテレビが無い。┐(´д`)┌
ラジオが無い。┐(´д`)┌
インターネットも当然無い。┐(´д`)┌
あれっ!?何か歌を歌いたくなって来たよ。Σ(゜□゜;)
そう言えば現代日本で昔、自分の住んでる村にテレビが無いとかラジオが無いとか嘆いて東京へ行くんだっていう歌あったよね。テレビの歌番組「ベスト◯◯」とか「トップ◯◯」にランキング入りしてたよね。(*_*;
えっ? 知らない? 「ベスト◯◯」も「トップ◯◯」も見た事も聞いた事もないって。ジ、ジェネレーション・ギャップ再びか。 orz
まぁそれはともかく、この寮には電気もないよ。(´・_・`)
まだ全家庭、全建物に電気が来ているような時代じゃないからね。(´-`*)
この寮では灯りはランプか蝋燭だよ。それだって安くはないから寮での就寝時間は早いよ。朝も早いけどね。(~_~メ)
だから夜は本さえ読めないよ。(´・_・`)
それに加えてこの寮の周辺は夜は静かな日が殆どだよ。(´-`*)
現代日本で僕が住んでいた所のように、深夜にコンビニの周辺にたむろした若者達が奇声や花火を上げて通報を受けた警察がくる事もないし、二輪車や自動車が暴走行為というより爆音行為で走り回り、それを捕まえるために警察のパトカーが来る事もない。深夜に道路の舗装工事をする事もない。(-_-)
毎晩が平和で静かな夜だ。(-_-)zzz
あれだね。後世に名を残す偉大な哲学者が古い時代に多くいたのは、夜に考え事をする人がたくさんいたからじゃないのかな。(^<^)
そんなわけで結構、夜は考え事をする時間があるんだ。(^◇^)
だから未来について少し考えてみた。(*_*)
将来、ムッソリーニとしてイタリアをどう導くか? (-ω-;)ウーン
第二次世界大戦が始まる前までは、ムッソリーニの方針も致命的な間違いってほどじゃないと思うんだよね。そう批評しているイタリアの歴史家もいるしね。(^<^)
だから後世、90年代にムッソリーニのお孫さんが政界に打って出た時も、それなりの支持者が集まり選挙に当選して議員になれたと思うんだよね。そのお孫さんは2000年代になっても政治家をしているよ。(^◇^)
ヒットラーの血縁関係者とは大違いだね。可哀想にあちらは誰もが人目を忍んでる。|д゜)
だから第二次世界大戦での選択を誤らなければムッソリーニ家は更に安泰な筈さ! \(^o^)/
ところで第二次世界大戦におけるヘタリ◯の、あっいや、イタリアの勝利とは何だろう? (;'∀')
国家の勝利とは国家目標を達成する事だよね(´∀`*)ウフフ
ドイツの場合はソ連を打倒しウクライナの穀倉地帯やドネツの鉱業・工業地帯を確保してヒットラーの言うところの「生存圏」を確保する事だったよね。
先にフランスと戦ったのもソ連を攻める時に背後を突かれなくするためだったし('Д')
日本の場合は南方の資源地帯を占領して自存自衛の体制を整えるとともに大東亜共栄圏を成立させて、それを世界に認めさせる事だったよね(^<^)
ではイタリアは?((+_+))
「我らが海」だよね。\(^o^)/
古代ローマ帝国の版図の復活というか、過去のイタリアの歴史において支配していた地中海周辺を再び我が領土にしよう! という国家目標だ。いや、目標というよりスローガンかな。(´∀`*)ウフフ
だけど、その「我らが海」を達成するために実際に行われた戦略は……行き当たりばったり!! (; ・`д・´)
その時その時で漁夫の利を得ようと動いてる。(~_~メ)
そして戦いにボロ負けして行った。(/o\)
では今回の歴史では、どう動こう? (-_-;)
単純に考えれば勝ち馬になるだろう連合軍に味方するべきだよね。(^<^)
でもその道はどうだろう(-ω-;)ウーン
連合軍に味方したら「我らが海」は達成できないよね。だって「我らが海」で狙う土地は連合国の領土だからね。(~_~メ)
それに連合軍に味方してドイツ軍と戦うのもどうだろう。(>_<)
はっきり言ってイタリア軍は弱い!! ( ;∀;)
とてつもなく弱い!! (´;ω;`)ウッ
どうしようもないほど弱い!! (´;ω;`)ウゥゥ
これはもう変えられない不変の真理だよ!( ´艸`)
そりゃぁさあ歴史上、第二次世界大戦でイタリア軍の中にも敢闘したと言える部隊はあったよ。
<(`^´)>
でもイタリア全軍375万の将兵のうち、敢闘したとか精強と言えるのはその5%にも満たないよね。
(´・ω・`)
大半はダメダメだったよね。それじゃあどうにもならないよ。┐(´д`)┌ヤレヤレ
これから歴史を変える方策としてイタリア軍全軍を精強に変える手立なんて全く思い付かないしね。
(´・ω・`)
そんなイタリア軍でドイツ軍と戦ったりしたらどうなるか(-_-;)
火を見るよりも明らかだよね。あっと言う間に敗北だよ。┐(´д`)┌ヤレヤレ
歴史上では、第二次世界大戦でイタリアは単独不講和を破って連合軍に降伏した後に、ドイツ軍と戦闘したけど、その結果は惨敗だよ。┐(´д`)┌
イタリア国内で連合軍と戦っている状態のドイツ軍17個師団相手に、イタリア軍26個師団は兵力で上回り地の利もあったのに、ボロ負けして55万人もの捕虜を出したんだよ。( ´Д`)=3 フゥ
ドイツ軍はアウェー(敵の本拠地)のイタリア国内で連合軍と戦いながら片手間にイタリア軍の相手をして、あっさり勝っちゃうほど強いんだよ。┐(´д`)┌
もし、今回の歴史で早期に連合軍に参加なんかしたらどうなるか。例えばイギリスとフランスと共に宣戦布告なんかしたら、ドイツのフランス侵攻のついでにイタリアも攻められて終わっちゃうよ。
((;゜Д゜))
そこでムッソリーニ家の栄華は終わっちゃうよ。((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
かと言ってドイツの敗北が見えた時点で参戦するような事をしても他の連合国からの評価は低くなり、得られるものは少ないという事になるしね。((+_+))
大事な事は、やっぱり連合軍に味方しても元々利益が薄いって事なんだよね。(-ω-;)ウーン
だって連合軍に味方をしてドイツを敗北させたところで、イタリアが新たに植民地を得る事はないし、大幅に領土が増えるわけでもないし、賠償金もそれほどとれるわけでもないからね。(ノ∀`)アチャー
歴史上のドイツは敗戦後に東西ドイツに分裂したから戦後の賠償問題も複雑化したんだよね。
┐(´д`)┌
東ドイツなんて東側諸国の親玉、ソ連に対しては賠償というか色々国内から分捕られたけど、他の国に対しては
「諸君! 我が国はナチを一掃して新たに築かれた国である! 故に賠償責任など一切存在しない! 我が国はヒットラーの尻尾ではないのだ!(☚過剰に修飾された意訳)」と 強弁して、ナチス・ドイツ時代の責任は一切認めず、賠償しなかったんだよね。┐(´д`)┌ヤレヤレ
西ドイツも国が分裂している事を理由に戦勝国に対して賠償金の支払いの猶予を求めて、支払いを渋ってなかなか払わなかったんだよね。(-_-)
だからイタリアが連合国として参戦し戦勝国となっても、莫大な戦費を使ったあげく何も得られず国家予算が赤字で傾くって事も有り得るよね。(ノ∀`)
それって第一次世界大戦のイタリアとかわらないよね。同じ轍を踏んじゃうようなものだよね。
(ノ∀`)アチャー
戦争をやる以上は領土か資源か賠償金か、何かしら取れればいいんだけど連合軍にいては望み薄だよ。
(-ω-;)ウーン
しかもだよ。連合軍の勝利というのは東西冷戦を引き起こすんだよね。(;'∀')
そして何が起きたか。連合国の中には、第二次世界大戦で国力を落として植民地の独立運動を押さえ切れなくなっていった国が出たよね。(~_~メ)
しかも、そこには裏から植民地独立運動を煽って支援したソ連の影が……|д゜)
だからイタリアが連合軍についた場合、短期的には戦争での勝者となるかもしれない。(´ー`)
だけど、長期的に見ると下手をするとイギリスやフランス同様に戦争で国力を落とし、植民地では共産主義国に支援を受けた独立運動が盛んとなり、それを抑えるための戦費が嵩んで植民地での利益を食い潰して経済的に苦しくなり、最終的には植民地の独立を許す事になるかもしれない。(ノ∀`)アチャー
だからといって枢軸陣営に味方する? (~_~メ)
枢軸陣営に味方して勝利できればイタリアとしては得られるものは多いだろうね……(゜-゜)
ドイツとの折り合いもあるけど勝利すれば「我らが海」がかなり達成されるよね。\(^o^)/
それにソ連を打倒できれば戦後の東西冷戦構造が避けられ、ソ連を中心とした共産主義国が植民地の独立運動を支援する事も食い止められる可能性がでてくるよね。(^^)/
第二次世界大戦前に既にリビアとエチオピアを植民地としているイタリアとしては、そこを共産主義国にちょっかいなんて出されたくないよ。<(`^´)>
だから勝利した場合で言えば、連合軍陣営より枢軸陣営についた方が利益が大きくなる可能性は高いよね。
(*-ω-)ウンウン♪
でも一番の問題は、果たして枢軸陣営は勝てるかな? (-ω-;)ウーン
精強な陸軍を持つドイツや世界有数の海軍を持つ日本なら歴史上の戦略を変更をする事で、勝算を上げる事も可能だろうけど、三国同盟最弱筆頭のイタリアはねぇ……(-ω-;)
イタリアをどうにかして枢軸陣営を勝たせ歴史を変えるっていうのはねぇ。(-ω-;)ウーン
考えこんじゃうね。それでもともかく考えよう。唸れ僕のドドメ色の脳細胞!! エンジン全開!! (>_<)
(-ω-;)ウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
(-ω-;)ウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
(-ω-;)ウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
(-_-)zzz
(-_-)zzzzzz
Σ(゜□゜;) はっ! 何時の間にか寝てしまった。
ほやけどぉ、寝てる間に見えて来たものがあるでぇ。(☚福井弁で。それも「ちはやふ◯」の綿谷◯風に)
( `ー´)
イタリアでもやりようはある! たぶん!(; ・`д・´)
「湘◯」は「山◯」に勝ったじゃないか! (*・ω・)ウンウン♪
黒◯君は「奇◯の世代」に勝ったじゃないか! (*-ω-)ウンウン♪
◯さんは洞爺◯の木刀一本で、どんな強敵にも勝ってきたじゃないか! (*・ω・)ウンウン♪
あれだけ運が無いと言われた◯一もカルタのA級選手になれたじゃないか! (*-ω-)ウンウン♪
そうさ、ミサ◯さんの言う通り、可能性は0じゃないんだ! 奇跡を起こすんだ! 人の意思で!
(*・ω・)ウンウン♪
全滅娘と呼ばれたあの娘だって言ってたじゃないか! 奇跡は起きます! 起こしてみせますって!
(*-ω-)ウンウン♪
そうだよ。安◯先生の言う通り諦めたらそこで終わりだ! (*・ω・)ウンウン♪
という事で一応の方針は決まったから、後は明日考えて今日はもう寝よう。おやすみなさい。
(-_-)zzz
〖ラストで主人公にはいったい何が見えてきたというのか?
単なる名作アニメの脳内再生?
核心部分はどうした!?
そもそも主人公は一体誰と話しているのか?
彼だけに見える妖精さんなのか、
脳内にいる小人さんなのか、
それとも……
その真実は作者にもわからない。アーメン〗
【次回予告】
混迷を深める時代は主人公を突き動かし物語を加速させる。
そして今、新たなる旅が始まる。
次回、「栄光の勝利を、ヘタ・・・じゃなくて、イタリア王国に」
第007話「君は・・・」
ご期待しないで下さい!