密会
ライ兄と話をし、父と3人で話をする事になった。 父の執務室に、ライ兄に連れられて向かった。
両開きの部屋のドアをノックする。
「はい。どうぞ」
「失礼します 父上」
「どうした?ラインハルトにジーク?」
「はい、3人で話をしたく参りました。」
ライ兄に合図するまで喋らないようにと言われ無言で入る。サプライズ? (てか、姉も兄もイタズラ好きだな~)
「良いけど、ジークはまだよく喋れないだろ?」
「はい、でもまあ少しは話せるようになったんで。」
「まあいいか、そこに座りなさい」 ソファーに、3人で腰掛ける。
「で、何の話をする?」
「では、転生者同士前世の話を♪」
「!? おい”ハルト”それは2人だけの秘密だろ!」
「もう良いよ♪ ジーク♪」
兄の許可が出たので喋る。
「そうか? ライ兄は前世”ハルト”て名前だったんだ。」
「!! まさか?ジーク?やっぱりお前も?」
「はい、お父様。」
父はあまり驚いてはいないみたいだった。
「はぁ、普通の子だっと思ってたのにな~」
「余り驚かれていないみたいですね?」
「まあ~ハルトの時と比べて、大人しかったから普通の子と思ってたんだがな~」
「まあ~これで今回の”賭け”は、僕の勝ちて事で♪」
兄はどうやら、転生者に賭けてたみたいだ。
「賭けてたの?」
「ああ、次に生まれてくる子が転生者かどうかね♪」
「普通に考えて、かなり低い確率だと思うけど。」
「まあ~転生者が生まれやすい家系だと思えば♪」
父が、ため息まじりで仕切りなおす。
「・・・・・はぁ、 取り合えずもう一度、自己紹介しとこうか。」
手を上げ、兄が自己紹介を始める。
「では僕から。 藤井 春都 享年20歳 大学生だったんだけどトラックに跳ねられてね。 でも。神様に転生させてもらったんだ、色んなスキルや加護をもらってるけど詳しくは、また後度で♪」
続けて、父が、自己紹介をした。
「 父さんの前世の名前は 山田 誠人享年15歳 登校中にトラックに跳ねられてね。”勇者”として召還さて、まあ色々あって今はこの国の国王をしている、でも例え前世の事を覚えていようが、お前たちは、私の子だからね!」
(弟と同じ名前?同じ年ぐらい?まさか?)
疑問に思い父に尋ねる。
「父親の名前は”隆男”母親は”春恵”3人兄弟の末っ子?」
「!!! 何で知ってるだ?」
「 次郎!だよ 山田 次郎!」
「兄ちゃん? え? え?」
「やっぱり、マサトか~道理で顔がオヤジに似てると思った。」
「え? 兄ちゃんが俺の子?」
かなり混乱しているようだ。
「まあ~お父弟さん(おとうと)さん、よろしくね。」
「コレは驚いた、まさか兄弟だったとは♪」
ニコニコしながら喋るハルトに。
「でも、知ってたろ?」
(ステータス見てたんだろ)
「苗字が同じだったから、身内かな?とは、思ってたけどね♪」
父は、まだ混乱しているので兄と話す。
「で、ジークは何でコッチの世界に?」
「俺も、トラックに」
「みんな同じか。」
「乗ってて、崖から落ちた。」
「違うのかい!!」
「でも、神様なんて会ってもないぞ。」
「ん~て事は、ホントに偶然?」
「でもホントにまた会えて嬉しいよ、兄ちゃん。」 父は復活した。
「あぁ、ホントに。」
「オヤジや皆は、どうしてる?」
「親父もお袋も退職して年金暮らし、兄貴もまだ独身だけど元気に働いてたな。」
「そうか~でも、無事にこうして会えて良かった。」
「無事では無いだろ無事では、死んでるんだし。」
「ん~確かに向こうでは、そうかもね」
お互いの、事故紹介?も終わり。マサトにこの国のや世界の話を聞いた。
この国の名前は、新マ国、国王の名前の”マ”を取って付けたらしい。
「その前の国の名が、母さんのマリアから取って”マ国”だったんだ、その前も、御爺さんの”マジェス”の名からマ国だったらしい」
「マ国・・・・魔国みたいな名前だね?」
「実際にそう呼ばれてるし、そう呼んでた・・・」
「え?」
「言っただろ?勇者をしてたて」
「まさか、魔界に行って魔王と戦った?」
「あぁ、魔界には行ったが魔王とは戦わなかった。魔界といっても、別世界でなくこの世界の別の国だったんだ、ココでは普通に人々が生活している国だった。魔王と会って話し合いユーラティス公国、あ、父さんを召還した国のな、国王と話し合いの末、和解 同盟 で現在にいたると。」
「母さんとお祖父さんが元魔王で、お父さん(マサト)が現魔王?」
混乱してるとハルトが笑顔で言う。
「そう言う事♪で、ココが魔王城!」
行き成り?てか、初めからの魔王登場で少し混乱している。
「尻尾や角や羽は?」
「いやいや、普通の人にそんなモン生えてないから.]
「猫耳やウサ耳は?」
「獣人?は数が少ないけど居るね」
「容姿が違うと少なからず、迫害とか有るからね、でもこの国では獣人達の自由を認めているから、町に出れば数人は見かけるかも?」
「そうか~町に出るのが楽しみだ。」
「この城の中にも何人か居るけどね」 割と近くに居たらし
その後、この世界の色んな事や、前世での事とか(アニメや漫画の続き)とかを話してこの日は終わった。