ダンジョン
城の片隅に作業場を建造してもらう事になり、それまでの間、冒険に出ることにした。
無論1人での行動は禁止され、スケさん、カクさんとアイシャさんの4人で冒険に成る。
騎士達はともかく、アイシャさんが居ないと絶対にだめとの事で、アイシャさんに子守りをお願いした。
「よろしくお願いします」
「はぁ、確かに、騎士のお二人だけでは心配ですが」
『申し訳ありません』
「大丈夫、直ぐに二人とも強くなるよ」
「いえ、王子の暴走を止めるのにです」
呆れた様に言われた。
「で、今回は何処に行かれるのです?」
「魔石できれば、大きいのが欲しくてね」
「当ては?」
「ギルドで聞いて見ようと思う」
「無いのですね」
皆に準備してもらい、完成した車の処でで待ち合わせする。
「これが、自動車ですか?」
「ん~魔力を使っているから魔動車かな?」
皆を乗せ冒険者ギルドまで走る。
「ずいぶんと乗り心地が良いですね」
「しかも、馬車よりも早い」
「コレで移動は、かなり楽に成る筈です」
ギルドに入るとハンソンさんが話しかけてきた。
「面白そうな物に、乗ってるそうじゃないか、町でウワサになってるぞ」
「ええ、運転は難しいですけど、面白いですよ」
ハンソンさんに車を見せる。
「最近、ジムが城に呼び出されてから、店を開けずに城に行っているが、コレをジムと作ったのか?」
「いいえ、ま~コレを作った技術で、別のを作るためですけどね」
「で、今日は何しに来た?」
「俺も欲しいとは、言わないの?」
「どうせ、庶民に買える様な物では無いだろ?」
「そうですね、量産される様になれば、何時の日か」
「量産の予定は?」
「無いですね」
「無理じゃねか!」
ハンソンに大き目の魔石が取れる所を聞く。
「ん~魔石か森の奥にに居る魔物を倒すかダンジョンでも潜るかだな」
「森ですか?近くの森には、もう魔物は居ないと思ってましたが?」
「ああ、誰かさんが狩り尽くして、おまけに大量の不発弾をばら撒いたせいで、今も立ち入り禁止だ!」
「アハハハハ」
立ち入りを禁止し、今でも時折、爆発音が聞こえる”魔の森”が出来上がっていた。
「となると、後はダンジョンですか?」
「近い所だと西に100キロぐらいな所に、在るのは在るんだが」
「?」
「行く冒険者が居なくてな、今は如何なっている事か、検討も付かん」
「前から思ってたけど、ココて冒険者居ないよね」
「言うな、出来て間がないだけだ、と思いたい」
調査依頼を出すから行って見ないか?と言われ行く事にした。
「依頼料、銀貨10枚、やす~」
「どうせ、行く積りだったんだろ?それに階層突破してダンジョンコアを取って来ればプラスの金貨10枚だ」
「ダンジョンコア?」
「ダンジョンの奥に在る核で、大きな魔石みたいなもんだ、魔石としても使える」
依頼を受けて、ダンジョンに潜るための準備をする。
食料を多目に買い込み、万が一のため2週間分と、その他必要な物を買い込み出発した。
何も無い平原を西にひた走ると偶に魔物と遭遇する、倒しては進み、また倒しては進む。
出会う頻度が多くなり、丘を超えた所にダンジョンの入り口とあふれ出した魔物達が蠢いていた。
「う、コレは無理です」
「さすがに、数が多すぎますね」
「そうですか?」
盆地に成っているダンジョン入り口から丘へと上がる道をアースの魔法で塞ぎ、魔物が逃げられない様にして魔銃を取り出し炸裂弾のフルオートで打ちまくる。
外の魔物を一掃してダンジョンの入り口に構え、出て来た魔物達をフルオート通常弾で処理していく。
「無双とか言うのと違い、なんか呆れる戦い方ですね」
「え~楽で良いじゃん、あ、暇だったら魔石回収していて」
ダンジョンから出て来る魔物達を、処理している間に、魔石を回収してもらう。
魔物も出て来なくなり、入り口に魔法で蓋をしてから魔石の回収をしてまわる。
全ての魔石を回収し、屍骸を積み上げ火を掛けて燃やす、丘の上に戻り野営の準備をしながら燃え続けてる炎をみる。
その夜遅くまで炎は燃え続けた。
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よろしくお願いします。




