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ランクアップ試験

 翌朝 ランクアップ試験を受けにギルド本部に向う。

「で、なんで皆付いて来るの?昨日、自由行動だて言ったよね?」

「はい、自由意志で護衛に。」

「自由意志で身の回りのお世話に。」

ゾロゾロと引き連れてギルド本部に向う事となった。

ギルドに着き受付嬢に、ハンソンさんの手紙を渡し、ランクアップ試験を受けに来た事をつげる。

「はい、Cランクへの昇格試験ですね。」

「いいえ、Bランクへの試験です」 そう言ってギルド証を渡す。

ギルド証を調べ、自分を見て、ハンソンさんの手紙を確認して、自分に聞いてくる。

「ギルド証に、うそ、偽りは、ありませんか?」

「名前以外は。」

「本当に6歳でこの討伐数ですか。」

「運が良くて、いや、悪いのかな?」

「解りました試験については、問題ありません。 早速始めますんで付いて来て下さい。」

「あの~時間掛かります?夕方に用事が在るもので。」

「大丈夫ですよ、時間制限は、ありませんが直ぐに終わります。他の人はココでお待ちください。」

そう言って2階に上がり廊下を歩いて奥の部屋の前で立ち止まる。

「これより、ランクアップ試験を行います。この部屋で起こる事、見た事などは、他言無用でお願いします。」

そう言ってドワを開ける、部屋の中は、赤い絨毯が敷き詰められ、壁際に色んな台が置かれている、そして、天井から”バナナ”が垂れ下がっていた。

(これは、サルの知能テスト?)

「では、あのバナナを取って来て下さい。」

「あの~これBクラスのランクアップ試験ですよね?」

「はい、あのバナナを取って来るのが試験内容です。」

(ん~考えろ、部屋の中の台を使ってバナナを取れば、サルだし、バナナの下でジャンプして取れば、サル以下だし。)

「あの~魔法とか使ってもいいですか?」

「はい、かまいませんよ。」

フライの魔法をつかつてバナナに所に行き、バナナを引っ張る事無く紐を解いて、飛んで戻った。

「食べます?」

「いいえ、結構です!どうして、そうやって取って来たか説明してもらえませんか?」

「まず、部屋全体に悪意を感じました。」(サル扱いで馬鹿にされたような)

「そして、置いてある台にも」(これで取ったらまるでサル)

「かと言って、バナナの下で飛び跳ねてバナナを取る、なんて間抜けな事は出来ませんし。」(サル以下)

「そして吊るしてあった紐を、引き千切るのは知能が低すぎますしね。」(サル並みと馬鹿にされそう)

自分の説明を聞き、受付嬢は納得する。

「お見事です、初見で、この部屋のトラップを見破ったのは、あなたが初めてです。」

「この部屋は、特定の場所以外を、踏むと落ちる、落とし穴がいくつも在り、また見えてる台も、動かすと発動する罠が、またバナナの下にも飛び跳ねたりすると、開く落とし穴、そして紐を引っ張ると、全ての罠が発動する仕掛けに成っている事を、良く、アレだけの短時間で解析されました。見事合格です。」

(そんな、罠が在ったのか、”サル”呼ばわれ、されない様にしただけ、だったんだけど。)

「最年少最短記録です。おめでとうございます。」

そう言って、1階に降りギルド証を作ってくれた。

「今からBランクですが慢心されず、更に上を目指してくださいね。」

「はぁ、ありがとうございました。」

ギルドを出て外を散歩する事にする。

「Bランク昇格おめでとうございます。で、どんな試験だったのです?」

「ごめん、言えないし、なんか、言いたく無い。  アイシャさんの時もアンナ試験だったのです?」

「そうですね、試験の内容は毎年違いますが、みな いえ、だれも、試験の内容は、話したくないですね。」

(それりゃ~サルの知能テストなんて、だれも喋りたくないし、落ちても喋れないよな。)

武器屋に行って盗賊の武器や装備を売り払う、盗賊の所持金と合わせて金貨4枚になったので、4人で分ける。

「いえ、自分達はそれほど倒してはいないので。」

「いえ、こういうのは、仲間数で割る物なんです。」

そう言って無理やり渡す。

武器屋で武器を見ている騎士に話して置く。

「武器屋で買える武器は、かなりお金を掛けないと強くは成れません、鍛冶屋で作る武器は、お金と時間が掛かりますが、いい武器が手に入ります。そして、魔剣や特別な武器は、冒険をしなければ手に入りません。」

「ん~確かに」

そう言って武器屋で、武器を見ながら動こうとしない、騎士を納得させ食事に行く事にした。


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