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いきなり転生??

「うあああああああああ」

・・・・・グシャ    

俺は、トラックの運転手をしていた。キツイし拘束時間は長いし、おまけに、給料も安い。目的や意欲も無しに仕事をし、家に帰ればアニメやオンラインゲームといった、どこに出しても恥ずかしい。ありふれた、  普通の”オタク”だった。


その夜も、1人仕事で峠を越えていると、目の前を何かが横切った。ハンドルを切っては、いけない事と知りつつも無意識にハンドルを切り谷底へ・・・・・・。


「い‘だああああああああ~ああああ~ああああ~」

痛い死ぬ。

体中が痛い風が皮膚に触れるたびに痛いし目も開かない。

このまま死ぬのだろうか?

体も動かせない。

叫びにも近い大声で泣いた。  

「ヴァァァ、アァァァ」

「おめでとうございます。元気な男の子ですよ」

「ありがとう。マリアがんばったね、本当にありがとう」

周りの声が聞こえる。

(谷底に落ちたはずなのに助かった?病院に搬送されたのか?でも、この全身の痛み・・・・・・長くはないかもしれない。せめて痛み止めや麻酔を・・・・・・っ!医者は何をしている?助からないと放置しているのか?・・・・・・隣の部屋では出産??・・・・・・病院なら消える命があれば、生まれる命も有るか。折角のお祝いムードの邪魔はしたくはないな~。空気を呼んで痛みを我慢しよう。でも、出来るだけ・・・・・・こっちも早く助けて!)


「抱いてみてもいいかな?」

「まだ生まれて間もないので、やさしく」

 急に体を持ち上げられた。

(痛い動かすな)

ぐらぐらと、揺すられる。「うぅぅぅ」

(我慢だ、我慢。耐えろ)

なんとか目を開けて見ると目の前に男の顔があった。

 目が合った。・・・・・ 取り合えず笑っとけ、 引きった笑顔を返す

「おお、笑ったぞ パパだと解ったのかな」

振り向かされて見た先には メイド?と大きなベットに横たわる笑顔のステキな女性。

上手く動かない手足を動かし自分の体を確認する・・・・・・ちっちゃい手、短い足、

(元々長く無かった)

膨らんだお腹

(コレも元々)

赤ん坊?気がついたら生まれ変わってた。

「陛下、もう遅いので今日はこのへんで」

「ああ、ではマリアゆくりと休んでくれ、おやすみ」

「ええ、おやすみなさい、あなた」

 ゆっくりとベットに戻されると、男(父、陛下?)は、部屋を出て行った。

3人(母、マリアとメイドと俺)きりになると、オツパイをもらいて寝かされたのだが、

「キャ~もう~この子たら、舐めるなんて、”お兄ちゃんと同じね”」

と言われ、真面目に吸う事にした。 

(兄が居るのか?)

「お姫様方は、どうだったのですか?」

「ん~普通だったかな? やっぱり男の子だからかな~?」

 どうやら姉も複数居るらし、小さなベビーベットに移されて寝ながら考える。

(落ち着いて整理しょう、まず、事故って即死だったんだろうか?記憶が無い、幽霊にも成って無かれば、お迎へや死神にも会ってない、葬式とかどうしたんだろう?ま~未練も無いから良いかw、あ!パソコン!! 中身、見られていませんように祈るしかないか・・・・ しかし行き成り赤ん坊か~お腹の中での記憶は何処に行った、眠ってて覚えてない?ん~~謎だ。 謎と言えば、ベットの上でクルクル回ってるのて、何の意味が有るんだろう? 家族も多いいみたいだし、母ちゃん美人で子沢山、金髪で外国人なのかな?父は、黒髪で、日本人ぽかったけど、顔が、何処とな~く、うちの親父に似てたな、それに陛下?陛下てなに?あだ名なのか?メイドさんが居るくらいだから裕福なんだと思うけど、しかし、体が上手く動かせない、まだ少し痛いし、・・・・医者は??!!、医者は何処に行った?居ないぞ!まさかメイドさんが医者なのか?) 

 まだ若いメイドさんが椅子に腰掛けこちらを見ている

(寝ないのかな?メイドさんも赤い髪の外国人ポイけど、日本語だったよね?て事は此処は、日本か?なら治安も良いし安泰だな。)

 上でクルクル回ってるの見つめながら考える、考える、考える、かんga・・・・・・・・・・・・・・・


いつの間にか眠っていた。


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