第三の魔術を生み出す
初投稿なので暖かく見守って頂ければありがたいです
魔学それは生きていくには必要不可欠で必ず学ぶ学問――
本を閉じ椅子にもたれ掛かる青年。
彼の名は(アルド・フトゥーロ)魔学研究者の一人である
「トムくゆアイスコーヒー、貰えるかな?」
はいはいはいと返事をしながら僕の自室行き良いよく扉を開けたのは、
魔学研究者見習い兼助手の(トム・トイ)
「ありがとう。トムくんところで僕は猫舌なのは知っているね。」
アツアツのコーヒー持った少年は元気に返事をした「はい!」
「僕はアイスコーヒーを頼んだんだが…」
「ふふーん!分かってますよ!センセ!待っててくださいね!」
そう言うと少年はコーヒーに手をかざした。
「冷たく 凍てつく・我が手のひらに・氷塊を・アイスクリエイト!」
そう唱えると手のひらから氷が作られコーヒーの中に落ちた。
「 第二魔術か…やはり第二魔術は強力だが欠点が多すぎる、詠唱による自身への暗示によるイメージの固定化。それを具現化させ発動させる呪文名。これでは詠唱によるスキ大きい、魔学を修めてなければならない。画期的ではあるが1つの魔術を使うにも第一魔術の2倍も魔力を使わなければいけな…」
「はいはい!そこまで!どれだけ語るんですか!うるさいですねぇ
はい!アイスコーヒー!置いておきますよ!」
そう言い放ちアイスコーヒーを置いて帰っていった。
アルドはため息をつきながら閉じた本をまた読み始めた。
そこへ一人少女がやってきた。
「アルさんアルさんまたまがく教えてほしいな」
彼女の名は(スズ・リン)4年前研究所の近くで倒れていて探したが親族も居らず研究所でトムくんと2人で住んでもらってる
「あぁ 今度はそうだね…第一魔術の続き教えようか。前教えた事は覚えてるかい?」
「たしか…まほうじんをつかってまじゅうをつかうこと!」
「良く覚えてるね すごいよ。第一魔術は魔力の使い方そのものを発明したものすごい偉業なんだよ。夜でも明るいのもリンの濡れた髪を乾かすのも全部第一魔術のお陰なん…」
ジリリリリリ 指輪型の通信機が鳴っている
「ごめんね、リンちょっと用事ができちゃった今日は短いけどここまで」
「わかった…」
リンはしぶじぶ自分の部屋に戻って行った。
呼び出されたのは魔術研究管理署、理由はまぁ…またあれだろう
「フトゥーロ君…そろそろ完成したかね?"第三魔術"んんん??どうかね?」
このねちっこい小さいおっさんが魔管(魔術研究管理署の略)のトップ40年前"第二魔学"を確立させた男だ。
「いえ…魔学の方針を決めるのに難航していまして…」
「ふぅん…あれだけ啖呵をきったんだ…わたしの第二魔学を超えるようなそれはそれは素晴らしい魔術なんだろうねぇ?」
あぁ…めんどくさい…あの時なぜこいつの前で第三魔学の確立を目指しているなんて言ってしまったんだろうか…
「ところでなんだかね?フトゥーロ君。突然だが君にはにお願いがあってね…ガンテェル鉱脈に異常な魔力の乱れが発生してね。
君にはそれの調査に向かってもらいたい。専門の人が必要でね。
まぁ…がんばりたまえ〜♪」
「分かりました…」
めんどくさい仕事を…ここの資金なしじゃ生きてけないからって足元見てやがる…
俺は研究所に戻り自室で鉱脈に向けて準備をしていた。
そこへまたドタドタを足音を立てて扉を行き良く開けたトム
「聞きしたよ!ガンテェル鉱脈行くんですね!ついて行きます!」
「はぁ…そう言うと思っていたから黙っていたんだ…まぁいいか
今回は同行を許可しよう魔力の乱れはおそらく魔物だ、君が居ると心強いからね。」
「ヤッッッターーー!!」
ぴょんぴょん跳ねて嬉しそうにしている。
「じゃあ行ってくるよ、リン半日ほど研究所を空けるが何かあったらその指輪を小指にはめるんだよ」
「うんいってらっしゃい」
そうして僕達2人で魔力の乱れの調査の為、ガンテェル鉱脈に向かったのだ。
誤字脱字疑問に思ったらコメントいだければ幸いです