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同性愛者といえない人達  作者: ムメイ
1/1

性に翻弄されても




人としてあなたが好きですと綺麗事をいう


実際偏見の目が私たちを苦しめる



でも負けないで欲しい




両性愛は悪いことではない

あなたが悪いわけではない




『両性愛といえない人達』


実に不思議なことがこの世に度々起こる。それは突然、認めたくないようなでも止められない感情だ。


『今日も疲れたな〜。』


仕事帰りにコンビニ飯を買って車に乗ろうと店の外に出ようとしたとき


『ドンッ』



わたしに衝撃が走った。



『あ、すいません、、。』



前を見ていたにもかかわらず人にぶつかってしまったのだ。

先に謝ったのは私だ。

ぶちまけたさっき買ったおにぎりと私の携帯と若い男性の携帯を拾おうとして


『あ、すいません。よそ見してて。』


と若い男性が拾ってくれた




『、、あ、ありがとうございます。』


ニコッと軽く会釈をした彼に見とれた私。

そしてそそくさと車に戻った



なんとなく違和感を感じたのは声だ

そっか、若い男性なんて見た目で判断したけど彼はきっと女性だ声でわかった


なんていちいち考えてしまうなんて疲れてるのかな

この後帰ったら彼氏のタカシが家に来る予定だから早く帰らないと



車を出ようとしたとき店から血相を変えてあの若い男性が走ってきた


『あの!携帯間違えてました。』



笑いながら大きな声でわたしにいう

えっ、携帯?


『えっ、携帯?ってほんとだ!こんなことあるんだね。笑』


私も思わず笑ってしまった

機種も携帯カバーも待ち受け画面もすべて同じだった


『びっくりしました。笑。お姉さんも関ジャ〇好きですか?。』


『うん、ずっとファンでね 笑。このまえのコンサート外れちゃったから待ち受けだけでもって思ってね。』


『自分もです。セルフコンサート気分ってやつ。』


『コスパ最強だもんね笑。』


少しもじもじしながら



『あの、よかったらLINE聞いてもいいかな?。』


LINEを聞いたのは私


『はい!また関ジャ〇の話したいですしね。』



これがユキとの出会いだった




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