表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

西音寺尊(さいおんじたける)とみことの戯言 ~天眼石と羽飾り~

作者: さやそばらすか
掲載日:2019/12/19

取り急ぎ、『西音寺尊とみことの戯言』の追加作を投稿いたします。

探偵事務所を営んでいる『西音寺さいおんじ たける』の事務所の隣で弁護士事務所を営んでいるみことが、西音寺の事務所にやってきた。



みこと「やっほー!」



みことが部屋の中に入ると、尊は何やら机の上で手作業をしていた。



みこと「何してるのよ。」



よく見ると、『天眼石てんがんせき』に、天使のような『羽飾り』をつけていた。



みこと「何してんの?あんた。」



尊「あ?」



みこと「いらなくなっちゃったの?それ。」



その『天眼石』は、ずいぶん前に謎の青年から譲り受けたものだった。



尊「ちげーよ。ちょっとこうしておかないとやばそうだからな。」



そういうと尊は、『天眼石』に、白い紙を切ってセロハンテープで貼り付けたらしい、天使の羽のような『羽飾り』を付け終えた。



みこと「…何よ、それ。」



尊「あ?」



そういうと、尊は、何も言わず、みことの方を見た。そしてこう言った。



尊「たまには、推理でもしてみろよ。」



みこと「私、『弁護士』。」



尊「関係あるかよ。…これで、よし。」



みことがそう答えると、西音寺尊は、天使のような形の『羽飾り』を付けた『天眼石』を机の中にしまった。



みこと「ヒントとかないの?」



すると西音寺尊は、少し改まって、こういった。



尊「『天眼石てんがんせき』って言うのは、どうやら、黒と白の『瑪瑙めのう』のことを、そう表現することがあるという話らしい。」



みこと「それで?」



尊「似たような、黒と白でできた『オニキス』という石があるらしいんだが、こっちは、『オニキス』という言葉が『爪』を意味するらしく、材質はどうか知らんが、とりあえず、『オニキス』というと、『爪』のような模様が入った石で、『天眼石』というと、『瑪瑙』らしい。」



みこと「それで?」



尊「『オニキス』はどうやらだな……あれは…『コアラ』だ。」



みこと「………。」



西音寺尊が、そこでしゃべるのを止めたため、みこともしばらく何も言わず聞いていた。



みこと「………。謎は解けたわ。」



尊「だろ?」



みこと「たまにはジュース飲みたい。」



尊「外の自販機。」



みこと「……。」



尊「冷蔵庫にそんなもん常備してねーよ。」



みこと「…私、ここに住んでないからね?」



そう言いながら、みことは、西音寺尊の事務所の外の自販機でジュースを買って戻り、しばらくくつろいで帰っていった。

今後とも、適宜、このシリーズ的な何かは書く機会があるのではないかと思われます。


ご愛読の程、よろしくお願いいたします。


さやそばらすか

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ