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魔石喰 “死にたくねぇ”俺の始まり  作者: 白豚
強なる。ついでに目的探し
9/62

9話

「なぁ、ここが龍の谷?」


「はい、ここが、そうです。」


「兄様少し、というか大幅に違和感しかないですね。」


そう、前にあった風景は、とてつもなく巨大な、山と山の間の谷出会った。そして、入口の前には、二足歩行のリザードマンと呼ばれる龍種がいた。リザードマンは、ベビードラゴンの進化の一種で器用さがほかの龍種の中では高かった。


「おい貴様らは何者だ?」


「割と流暢に、話せるんだな。ガラガラ声なのかと思ったよ」


「兄様、龍種は、大抵流暢に話せます。話せないのは、知能の低い竜と呼ばれる種だけです。」


「龍と竜の違いがわかんねぇ。」


「知能の有無だけです。」


「まぁ、いいや、おれは、ウィーク。こっちは、妹の」


「ヘルです。兄様のメイドをつとめています。」


「見た感じは龍種なのだが?まぁ、ランダムでもしたのだろう。下手したら悪魔種になっていたかもしれないのにな。」


「悪魔種って、なにか不都合でも?」


「悪魔は、魔力の塊で生まれる。だけどベビーデビルと呼ばれる悪魔の子になると自分では維持ができない。そして、消滅するのだ。それから、守ってくれるのが親の悪魔達だよ。良かったな。」


「やべぇ、下手したら消滅するところだったのか。」


「それで、何のようだ?」


「強くなりたいから、来ただけ。死にたくねぇし。」


「いいが、まずは、王にあってもらうぞ?」


「王にはいつ会える?」


「そうだな、谷の中に入ったらすぐ会えると思うぞ?」


「入っていいのか?」


「いいぞ?」


「軽くないか?」


「魔物であれば、誰でも入っていいという決まりだからな?」


「そうか、なら入らせてもらうわ。」


そういい、龍の谷の中に入っていった。

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