54話
「ウィーク様ですか?」
「ん?そうだが?話は行ってないのか?」
「いえ、確認のためです..それより、王の間はこの扉の向こうです。」
「そうかい..行こうぜ二人とも?」
「「はい」」
サタンは、平然としていたが..ラージャは、緊張しているようだった。
「ラージャ..落ち着きな?王に合うのとかは、初めてだろうが..余裕を持て?俺がいるから..な?」
「は、はい!」
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神国王座
「余は、ドラグ神国の教皇のツァールトハイト・ドラグ・シルド..ドラグと呼んでくれれば良い..さて、今日は如何様か?」
「そうだな、まずは名乗ろう..俺はウィーク・パーソン..あとの2人は」
「私は、ヘルシャフトのウィーク様直属の部下の1人サタン..担当は部隊長だ。」
「私は、同じくヘルシャフトのウィーク様直属の部下で訓練長を務めている。」
「この3人で今回は来た。さて、要件は何故戦争を仕掛けたのかということだ。」
教皇は、少し考えてから
「余が戦争を仕掛けた理由か..」
「ん?お前だけの意志か?本音で語れよ?」
「..創造神の暴走を止めるためだ..いや、邪神様と共にこの世界を守るためだ。その為に..」
「本音で語れよ?さもないと邪神すら殺すぞ?」
ウィークは、威圧を始めた。それに、教皇は刹那の時だけ顔を青くしたが。
「..本音を語ればそなたたちはもう..後戻りができぬぞ?」
と、窘めるように言った。
「創造神が暴走してるのと関係があるのか?」
「それが、理解出来ているのか..よかろう話す。」
「教皇!」
「静にしなさい。」
「..かしこまりました。」
「なら、聞こうか?」
ウィークが、そう言うと教皇は、覚悟を決めたのか、おもむろに話をしだした。
「まずは、今の状況を話そう。」
「少し、待て。来い2人とも」
「「はっ、こちらに。」」
「そなたたちは?」
「「ヘルシャフトの1人にございます。」」
「私はシル。」
「俺はコキュートス。」
「俺の部下だ。」
そう、ウィークが言うと安心したのかほっとしたような顔になり、
「では、話そう。まず、今邪神と呼ばれておる者は、元破壊神で創造神の妹にあたる。その、邪神様はこの世界の魔界か人間界のどちらかに封印をされている。」
「1ついいか?」
「よいぞ?」
「その、破壊神は何故に今邪神なのか。後で、話すつもりらしいが今聞きたい。」
「創造神が..他の世界の神に狂わされたせいだ。」
「「「「なっ!そんな馬鹿な!」」」」
「お前らは静にしてろ!俺の部下とはいえ今は組織のトップ同士が話してるんだ!」
「「「「はっ!申し訳ございません!」」」」
「すまない。」
「いや、よい..驚くのは仕方がない。」
「そうか、それで、創造神の戻し方..もしくは誰に狂わされたかは分かるのか?」
「それは、判明しておる。狂わせた本人を殺すこと..これのみだ。」
「ほぅ..それは、それはやばいな。」
「その殺すターゲットが..5大皇族の1人の迷王のフェアリーレンだ。強さは、創造神級の上のクラスになる。則ち..勝ち目がない!だから、戦争を起こさないように最新の注意をはらった!くそが!..すまない。取り乱してしまった。」
「いや、本心で話しているのも魔力から把握済みだ。そうか、迷王がか..それは、確かにやばい..ヘルとゴンにも創造神級になってもらうか..“限界突破”邪神の作った最強のダンジョンか..すまないこちらは、することが出来た。それと、この国がシルトによって暴走をしていたことは伝えておこう。しかし、部下を扱えなかった罪もある覚悟しろよ?」
「わかっておる。しかし、この件が片付くまで余は死ぬわけにはいかぬ。すまぬな。むしがいいとは、思っている。」
「いや?何を勘違いしているのかは知らんが..やってもらう今からな。それは、これから、人間界の国全てに俺の組織の拠点を置く。許可をよこせ。」
「よかろう。そなたたちが悪でないことは、邪神様から聞いておる。ではな。また、会えることを願おう。」
「んじゃ。行くぞ?いまから、忙しくなる。」
世界の裏の顔が出てきた。そう、ウィークは、判断した。




