52話
『ワイバーン部隊!とつげき!』
「ふん!」
そのまま、ウィーク達の部隊とワイバーン部隊がぶつかった。
そして、歩兵とシルトの部隊にウィーク・サタン・ラージャの3人がぶつかった。
「シルトと見受ける!私の名はサタン!勝負!」
『いいよ?殺してあげる..賢王の名の元に!』
「サタン..早く殺しすぎるなよ?」
「それは、無理です♪」
「可愛いなぁ..もぅ..」
ため息をつきながらも、ウィークは、サタンとシルトのステータス差を見てギリかな?と思い同時に、サタンの恍惚とした表情を見て見惚れていた。そして、顔は、サタンを見ながら歩兵を蹴散らしていた。
「ねぇ?ウィーク?なぜゾルゲ帝国が1番の強国だと言われてるの?」
「それは、簡単だよ..平均が世界1だからね..けど、本気で戦争すれば神国が1番の強さを誇る..」
「なら、神国が黙れば..この戦争も起こりにくいと?」
「そういうこと..しかし、何故シルトよりも弱い勇者達を呼ぶ必要があったのか..それが分かればいいのだが。」
「んじゃ、私も潰しに行きます。」
「いってら〜♪ 」
歩兵部隊は、大楯を持ち攻撃を防ごうとしていたが、一人一人が準英雄級と兵としては、強い部類に立つ者達だが..相手は、神のレベルに達した者達。英雄を超える準皇族級の者達からすればまだ、生物の域と呼ばれるレベルになる。
『『『『『ぐっ!あぁぁぁぁぁ!』』』』』
そう、格が違う戦闘において彼らは威嚇にすらならない。戦闘の余波で吹き飛びそれに、ウィークとラージャが集中して、潰していく。この時2人は、攻撃していたのではなく自分達の組織に向かい吹き飛ばしていた。仲間達に後は任せたと伝言も付けて。
「はぁ、一人一人に結界張りながら吹き飛ばすの飽きたな。」
「ウィーク様..これで終わりました。」
「こちらもワイバーン部隊の殲滅終わりました。」
「速!」
────
少し前
「ドラゴンブレス(炎)!」
「黒炎撃!」
「殴殺!」
「おい!殴殺は、スキルじゃねぇ!」
「3発のスキルで終わるのか..」
「だから!殴殺は、スキルじゃねぇ!というか!準創造神級の奴ら!早すぎんだよ!」
「すまない」
「いや、お前のドラゴンブレスは、予定通りだからいいけど黒炎撃!放ったてめぇだよ!」
「なに?..早く..終わった..」
「そうだけど!俺達他にすることないんだから寄越せ!」
「遅い..のが..悪い..」
「辞めとけ..シルの言う通りだ..」
「ぐっ!くそぅ!」
開始10分の出来事である。
────
戻ってウィーク側
『『『『『に、逃げろー!』』』』』
『貴様ら!まぁ、いい貴様らを殺して王国を潰しに行くだけだ!』
「相手は私だ!」
「うるせぇ!氷地獄!」
「呼んだ?」
「おめぇじゃねぇ!」
「うるさいぞ?お前ら?」
「「すいませんラージャ教官!」」
後ろでアホなことをするほどウィーク達の方には余裕があった。
「..氷地獄か..ヘル様に何回受けたことか..というより、この程度の魔法を選択するとは、本当の賢王は、ヘル様に譲るべきですね..英雄級の魔法程度なら!」
『効いてない..』
サタンの周りは凍りつき、ウィークが近くの木に触れ、鑑定すると、木は死滅し、近くにいた歩兵部隊(ドラグ神国)の者は、死に絶えていた。
「..サタン..もう、殺せ!」
「..了解致しました..死ね!」
サタンはスキルではなく、手に持つ刀で、シルトを切った。
ガキンッ『っち!結界にヒビが!くそ!』
「逃がしませんよ?結界があるのなら剣技」
サタン出した技は、普通に切るだけ..しかし、最も剣技の技で早く単調な技。誰もが最初に覚えるスキル。
それを極めれば..斬鉄..それも、ただの鉄でなく魔力を纏わせダイヤモンドよりも硬い物質すら、切り裂く..しかし、その領域にはウィークすら、辿り着いていないとてつもなく永い時を生き剣の道を進み続けたサタンのみにたどり着けた技である。
『僕の結界を破って切られるとは..カハッ..』
5大皇族のうち1人の王が死に、拮抗が崩れ始めた瞬間である。この時5大皇族の2人が人間界に魔界には2人1人は、天界にいたが、人間界の分布が、ゾルド王のみの防衛となった。
こうして、魔界の王が動き出す。




