47話
「なぁ、あいつら..強すぎないか一条..」
「あぁ、そうだな..どうしようもない..しかし..言ってたことは真実だろう。現に戦争を目の前で死者なく止めたしな。」
そう、勇者達は集まり会議を開いていた。今いる場所は、王国にある人間界にある中で最高レベルと言われる美しさを誇る城の中。白と青を基調とした城だ。
「なぁ、今はあいつがいない。これから本当にどうするかを決めよう。まずは、俺達のクラスの参謀についてる。中田よろしく。」
「あぁ、まずは、選択肢は大雑把に2つある。それから、決めよう。」
「2つとは?」
「まず、1つ目..ウィークとやらの組織に本当に入る。」
「確かに今は、本当に入るかどうかを保留してもいる。」
「保留とは、あいつは思ってないだろうがな?」
「次に2つ目あいつらを振り切り逃げる、言い方を変えれば組織に入らない。今回は多数決ではなく..それぞれで決めてくれ相談もしていい。だが、10分だ。それ以上は、バレる場合がある。では、始め。」
そう勇者達は話し合いをしてこれからを決めていた。
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ウィーク側
「さてさて、ここが、エンドレ王国の王城か..入るか。」
「ねぇ、ウィークどうするの?」
「ラージャ..流石にね..仕事中だよ?いくら2人とはいえね。」
「..失礼しました。では、参りましょう。」
「んじゃ、行くとするかね。まぁ、今回は話し合いで終わればいいがな。」
(こういう時に、エリィには、俺の右腕で彼女というのが嫌だと思うよね..やはり彼女には..安全な組織のの方にいて欲しい。強さよりも..そちらの方がいいよな。)
「ウィーク様?行きましょう?」
「あぁ、これで王とも会えるのか..割と早く会えたな..いつかは会うつもりでいたけど..はぁ..ん?あれが扉ね〜城の中にある門と言われても信じるね..でかい上に装飾が細部までしてあって綺麗だな。」
「そこの者!..すいませんウィーク様ですか?」
「そうだ..入っても?」
「はい、王からは許可が降りてます。」
「そうかい、なら..入るよ。」
「では..」
扉の前の兵は扉に付いていた..1つの出っ張りを押した。
すると、門が大きな音を立てながら開いていった。そして、光が向こうから差し込むように入り..綺麗な配列で並ぶ兵..その鎧も1つ1つが綺麗な模様そして、白と青というように城の壁や赤い垂れ幕とも相俟って美しい景色と化していた。
その奥に座る王は鍛えているため体が大きく筋肉もあり、巨体ともいえる大きさであり、そこには厳かともいえる雰囲気となっていた。
ラージャは、それを見て緊張してしまい固まった。
ラージャ自身は城に来るのは2回目しかし、その当時は同僚と共にグループの一人という具合であったが今回はウィークの横におり、その事を認識して緊張してしまった。
「なぁ..俺の彼女を..威圧し続けるなら滅ぼすぞ?」
「何を言っている!貴様!」
「静まれぃ!」
「おぃ..いい加減にしろよ?エンドレ王?お前に俺は言ってるんだぜ?」
「..よく分かったな?雰囲気に飲まれ何も言えなくなる者が多いというのにすまない。そなたらを試させて貰った。そちらのお嬢さんもな。しかし、そちらのお嬢さんは強くはあるが強者ではないな..」
「よく分かったな?俺の彼女は、実は臆病であり、戦闘狂でもある。スイッチが入ったら人が変わったように戦いを求める。切れたら切れたらで可愛いんだがな。しかし、あまり試すためとはいえ次に俺達の仲間にしたら滅ぼすぞ?俺達は戦争を止めるのが目的とはいえ..気に食わないことがあれば動く。自らのためなら水に流すが..味方のためなら組織の掟を破ってでも行動する者達ばかりだ。これは、忠告だ。
」
「何を無礼なことを!」
「黙れ!」
「王よ!」
「静にしておれ..これは、国家同士という甘いものでは無い。向こうは神を冠する。そして、神よりも強い創造神級がいる。分かるな?」
「かしこまりました。」
「こちらの要件は、今回の戦争を中止。そして、起こさないと約束しろ?」
「分かった。と言いたいが..神国の連中に我が国の子供達を誘拐されている。子は国の宝!取り返さなければ!」
「俺達の組織の者達が見つけたそうだ。482人だな?」
「何故?人数も知っている。」
「神国にいる王国出身の子供達を見つけきったそれだけだ。此方に連れてくる。これでほかには?あぁ、それと、ここにも俺達の支部を作る。いいか?」
「..」
その時..エンドレ王は王座から降りた。貴族達も段の上から降り..一斉に頭を下げた。貴族が頭を下げるのは感謝そして、王が下げるのもまた感謝であった。
「いい国だな..ホントなら何で王が頭をとかいう馬鹿がいると思っていたが。美しい国か..決めた。」
「どうなされました?ウィーク様?」
「ラージャ..ヘルに伝えろ..エンドレ王国を保護..いや同盟を結ぶに相応しいと初めてだな同盟を組むのは..」
「ウィーク様でしたか..我々もその同盟とやら受けさせて貰います。この国の子達を助けて貰った恩がある..返せるとも思っていないが..」
「まだ、ほんとに返せるかどうかは決まっていない..返せたらそれから結ぼう。」
「はい!皆の者聞いたか!」
「「「「「はい!我々貴族も」」」」」
「「「「「兵も」」」」」
「「「「「国民代表の者も」」」」」
「「「「「今回の同盟を賛成します!」」」」」
「よろしい。此方が返事だ..だが、確かに子供達が最優先だ..それを行ってからでよろしいか?」
「いいぜ?んじゃ..またな?」
そう言い放ちウィークとラージャは、玉座の間をでた。
後ろではエンドレ王国の者は全て頭を下げていた。




