44話
「あそこだったな。城に行くのは初めてだな。」
「帝国では行ってなかったですか?」
「ウィーク様..魔王の使いの者が此方に何用かと..」
「観光で許してくれないかなぁ..」
「思いっきり勇者達を貰いに来たのに?」
「だって面白そうじゃん!」
「いぇ、私は少し辛いですね。何度か勇者に現世での体で殺されてますから。」
「悪魔に死なんて概念はないけどな!」
「まぁ、消滅するか..生き続けるかのどちらかですからね。」
「ウィーク..そろそろ疲れた..」
「あぁ、それは、すまん!そうだな。許可はないが城の中庭にでも降りるか。」
「ウィーク様、降りるのでしたらお早めの方がよろしいかと..ラージャ様に傷を付けたくないのでしたら。」
「私も!神族級という力を持ってるわよ!」
「私も持っております。そうではないのですよ..男は女を守ることが誉れなのですから。ウィーク様に花を持たせて上げてください。竜族が女が男を守るのが普通だとしても。」
「仕方ないわね。」
「いいから、んじゃ降りるか..3日間飛び回ってやっと着いたからな。」
「だから、道案内しましょうかと言ったのに。」
「ラージャ様..」
「分かってるわよ!」
「どうした?」
「「何でもありません..」」
降り立つと同時に前に出ていたウィークの足元に矢が刺さり爆発を起こした。
「っぶね!たく、とんだ挨拶だよ!」
「貴様らそこで何をやっている!何者だ!」
「俺達はヘルシャフト..遊びに来ただけだ!というより、ここに攻めて来る勇者達を貰いに来た!」
「何!勇者が来るだと!」
「だから、迎撃は俺達がする。だから、勇者達をくれ!」
「城の前でなら好きにしろ!だが、城に入ったものはこちらが処刑とする!」
「了解!情報をやったんだ!たしかに約束してもらうぜ!」
この時に話していたのは、魔王軍の四天王の一人であったことは後に知る。




