2話
元々日本にて生まれてそこで普通の日常を過ごしていたのだが、気づいたら地球とは思えないような世界に着き、そこで異形のものとして生まれた。
というのが俺だ。と言っても前の名前はここで使えないだろうし、ただ唯一名前を把握出来たのは、鑑定というものがあった。それで見れたのは
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ウィーク・パーソナン
ゴブリン族
Lv0
力1
守1
速1
魔1
スキル
鑑定1
加護
食の神
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という情報だった。ていうか、Lv0って何!!弱っ!ステータスオール1かよ!すぐ死ぬわ!
..落ち着こう..まぁ、今なら親とかそういうのが守ってくれるだろ。んっ?何か口に近づけられて....不味っ!なにこれ!嘘だろなんてもの入れたんだよ!でも、入れられたってとことは飲まないといけないんだろうな。不味い、はぁ、なんでゴブリンなんだよ!普通勇者とかそういうのが王道だろうがよ!ほんとに不味い。もう腹いっぱい、ふぅ、って!背中を殴るなよ!馬鹿が死ぬわ。げフゥッ..ん?止まった?あぁ、ゲップさせようとしただけか、そりゃ、自分の子供を殺すほど馬鹿ではないか。..暇だ、ん?なんか変なモヤモヤを体に入れられてる気がする。ん?自分で動かせるのか。なら動かしてみよう。暇潰しにはなるだろ。