今日もどこかで
そこは、正に都会の密室であった。
まだ、年の頃は、18か20とならない女性、いや、少女達が身を固くして自分の親ほどに年の離れた男の指示に従っていた。
直ぐそばには、いくつもの人の目があるのに、誰もが関わることを嫌い、すぐにその場を離れる。
わざと、近づき煽る者もいるが、ごくまれだ。
少女達は、僅か数分前に顔を会わせた男と、手短に挨拶を交わして、共に密室に入る。
そして、そこから先は、男からの言葉に従うしかできなかった。
男は、まず一人の少女の隣について声をかける。
「緊張しなくていいからね。」
優しい言葉であるが、隣につく少女はそれどころではない。
必死に前後左右に目線をやり、誰かいないか確認をとる。
もう一人の少女と目が会うが、すぐに目を外される。
男は、丁寧にゆっくりと少女に指示を出す。
隣についた少女は、初めての経験の連続に混乱し、何度も震え、動きを止めた。
男から、交代を口にされ、がっくりと肩を落として少女は、後ろに控えたもう一人の少女と交代する。
交代した少女も緊張した様子であったが、男の言葉に従い多少、ぎこちない手際ながら、なんとか動かす。
男は、まあまあだなと思いながらも、顔には出さない。
やがて、終わりが近づく。
1時間ほど前に出会った3人の男女が、向かい合い、少女達は男から渡されるものを待つ。
二人目の少女は、笑顔でそれを受け取り、最初の少女は再度の講習にがっかりする。
車をぶつけられまして、何か書きたくなりました。




