上手に 獲ったどー!!
旨そうなエサを海に
ぶちこんだ からだろうか_
「お兄ちゃん、きてます。
竿が とても重たくなりました。
どうやらエサに食いついた
ようです。」
「よし、じゃあ咀嚼されない内に
引っ張りあげるぞ。
消化されたら使いモンになら
ないからな。」
「ねえカヤ、人でなしって
どういう意味だったかしら?」
「まったくシルフィー、そんな事も忘れたのか
い? 人間とも思えないような人の事だよ。」
後ろの2人の雑談で
心がチクチクするのは
何でなんだろう。
「あっ、ソラ! 出てくるよっ!」
レピィの言葉を皮切りに
水面に気泡が沸き上がり、うねりだした。
そして___
「ぶわあああああぁーっ!!!
あぶあ"あ"あ"あ"あ"ーー!!」
今まさに丸呑みプレイ寸前の
シズクと共に__
「ジェヤアアアアアーー!!!」
元気ハツラツなトンペーが
姿を現した。
「っし、出るぞっ! お前ら!!」
俺の声でシルフィー達は各々
戦闘体勢に入る。
「エサのシズクはともかく、
トンペーは何も悪い事はして
ないからな。極力傷つけるなよ
特にシルフィー!」
「分かってるわよ! シズクは
自業自得だけど、トンペーには
なんの罪も無いものねっ!
強い魔法は使わないから安心
しなさい!」
「ソラ! まずは荒ぶるトンペーを
沈静化させるよ、その為にも
海から地上へ引っ張り揚げるんだっ。
シズクは運良くトンペーの口から零れ落ちた
ら手の空いた者が無理せず回収!
レムとレピィ君もそういうことで。」
「「 わかりました。 」」
「うわああああーっ!
誰も私を大事にしてくれない!
いやあああああぁーーっ!!
世界が私の敵ぃぃぃーー!」
上空でトンペーの頭にしがみついているヒステリック女が
なんか叫んでるが よく聴きとれ
ない。
けど どうやら口の中からは
脱出できたようだ。
「シルフィー、ジョロキアスネークの時に
俺達浮かせただろ?
あんな感じでトンペー浮かせら
れないか!?」
「あれは対象の全体像を視認しないと使えないの
よ! 首以外が海に浸かっているから
ちょっと無理!!」
くそっ、良い案だと思ったんだが
ダメか…………ってあれ?
「トンペーどこ行った?」
俺がそう思うと同時に__
「ジェヤアアアアアア!!!」
いつの間にか海に潜ったトンペーが顔を出すと同時に、口から圧縮した水のブレスを繰り出してきた
「やべあああああーーっ!!?」
「『シールド・クエイク』!!」
カヤが そう言い放つと同時に
足元の前面にある大地が
震え隆起しだす。
だが___
「ソラっ! 伏せて!!」
隣に居たレピィに庇われ
咄嗟に頭を下げる。
そして次の瞬間には 元々頭があった位置に
恐ろしい威力の水が一閃した。
「マジで助かったレピィ!
おいヤベーぞカヤ、トンペーが
メチャクチャ強え!
お前がドヤ顔で使った防御魔法
が紙キレ装甲だっ!!」
「余計な事言わなくていいよっ!
シーサーペントのブレスは
オリハルコン製の防具にすら
ヒビを入れるほどなんだ、僕の
壁なんてこんなもんさ悪かったね!
けどこの威力は………。」
ヤケクソ気味に叫ぶカヤは
もうちょい耐えられると思っていたのか、ご立腹である。
「つーか、トンペーあの野郎!
攻撃方法まんまガノ◯トスじゃ
ねえかっ! アイツ絶対モン◯ン
やってるだろっ!!」
「あはははははは!!!
どう隊長、トンペーちゃんは
スゴいでしょう!?
私を雑に扱うから、大切にして
くれないからこうなるの!」
トンペーとランデブーしている
被害者ヅラ全開の百合ビッチが
ナメた事を言いながら高笑いしている。
「私の悲しみはトンペーちゃんの
怒りとなるわ!
ねー? トンペーちゃんは私の事
大好きだもんねー?
だってあんなに大事に育て_」
シズクに話かけられ、目が合った
トンペーは数秒停止すると__
「ああああああぁぁぁーーっ!!
トンペーちゃんどうしてぇ!?
どうして私を振り落とそうと
するの!? 私を忘れたの!?
貴方も私を裏切っ___!」
嘆きの途中で振りほどかれた
シズクは、凄まじい勢いで海面に
叩きつけられそうになる寸前で_
「『フォロー・ウィンド』!!」
ギリギリ駆けつけたシルフィーの
風で優しく包まれる。
「うっ……うああ……。
信じてた…! 信じてたわシルフィ
ーちゃん!昔からぶっきらぼう
だけど貴方は誰よりも優しい子
だって。だって いくらパンツ
盗んで食べても最後には何だか
んだ ちゃんとくれるものおぉっ!?」
会話の途中でシルフィーは
助けたハズのシズクを海に捨てた
「盗まれたパンツやブラは あげた
んじゃなくて、発見した時には
カットされてるか
調味料ぶっかけられてて
もう二度と身に付けられない
からよ。じゃあね。」
「待ってシルフィーちゃん
せめて陸まで運んで!?
このままじゃ またすぐに
トンペーちゃんに食べられるの
お願いシル__」
そこまで言ってシズクは
またマミられた。
アイツはもう放っとこう。
一応精霊だし、簡単には くたばらないだろう。
「しっかし、どうするか……。
なあカヤ、何か手は__あれ?
レム、カヤどこ行った?」
「マスターはシズク様がトンペー
と争っている間に氷結花の
咲いていた森に向かいました」
あ、あの野郎……、1人だけ
にげるコマンド使いやがって…!
というか氷結花……? 何でこんな
時にあそこに………、……っ!!
「お前らっ、 持ちこたえるぞっ!
カヤが戻って来るまで耐えたら
なんとかなるかもしれん!!」
その言葉にキョトンとしつつも、
全員 力を入れ直す。
「レム、カヤの技が破壊されて
できたガレキをトンペーの周り
に投げて牽制しろ!
ただ変身はするなよ、お前も
それの仲間入りするからな。」
「わかりましたお兄ちゃん。」
「シルフィー! 現状トンペーの
驚異はブレスだけだ!
アイツが ぶっ放しそうになった
ら風をぶつけて軌道を替えろ、
但し近づきすぎんなよっ!」
「アタシ一番キツくない!?」
「ソ、ソラ……私は…?」
「レピィは俺の傍から離れないで
くれ。そんで危なくなったら
俺に胸を押し付けながら抱えて
飛んで離脱。」
「 !? 」
完璧な作戦だな。
「ちょっと、1人だけ楽してん
じゃないわよアンタ!
その腰に差してる剣なんの為に
持ってきてんのよ!!」
クン◯ュウにすら
タコ殴りにされそうな俺に
ガノト◯スは無理。
「リアルに1乙しそうだから
今回は支援に徹底するよ。
こやし玉くらいなら気張ったら
出せそうだから任せとけ。」
「ねえソラ、それどこに持ってる
の? 私何だかイヤな予感がする
から絶対出さないでね。」
「よし、行くぞお前ら!
うおおおおぉぉーーっ!!」
俺はレピィに抱えられつつ、
安全圏から雄叫びを挙げた。
___
______
___________
20分程 経ち、トンペーに疲れが
見え始めた頃__
「ソラ!、ごめん待たせた!
みんな無事かい?」
赤い粉末が入った 大きなビンを
抱えたカヤが戻って来た。
「カヤ! ああ、俺の名采配で
全員問題無い。思ったより早く
来てくれて助かったぞ。」
「いやアンタ レピィに抱えられて
ただけでしょっ! 頑張ったの
アタシとレム!!
ていうか何よそれ?」
「ジョロキアスネークの皮膚に
付着しているパウダーだよ。
魔物の死体は森の栄養になった
けど、これは吸収されてなかっ
たのを思い出してさ、急いで
採りに行ってたんだ。」
「たぶんだけど これ蒔けば
トンペーも堪らず海から出て
くるだろ。ただ陸に引っ張った
後、どうするか……。」
と、カヤからビンを受け取った
その時__
「ジェヤアアアアアア!!」
トンペーが今までで一番の雄叫びを挙げ、渾身のブレスを撃ち放とうとしていた。
「来るぞっ! シルフィー!!」
「わかってる! アタシの風で
相殺するから、アンタもタイミ
ング合わせて投げなさいっ!」
シルフィーはそう言うと
トンペーの元へ駆けて行った。
「行っくわよトンペー!
『エアロブラスト』!!!」
「ガアアアアアッッッッ!!!」
トンペーのブレスとシルフィーの
魔法が同時に放たれる。
そしてぶつかり合う
その瞬間__
「うおおおぅぅらあああぁぁっ!
行っけえええぇぇっ!!!」
攻撃が衝突する
その間に思いきりビンを
ぶん投げた。
そして___
大量の赤い粉末が
トンペーの頭上に
降り注いだ。
黒◯獣先生のセー◯ムーン同人誌には
もう何度お世話になっただろう……。
私も あの作品達のオッサンになりたい。
どうも、オムラムライスです!
Twitter を始めてみました。
と言ってもまだアカウント作って
数人のエロ漫画家さんフォローして
一言つぶやいただけですが。
皆さんもよかったら、自身のTwitterで
「なあ、この変態作家知ってる?」
「頭のおかしい小説家いるんだよ。
ちょっと見てみ。」
「通報しました。」
など、周りの人に言って頂けたら
嬉しいです。
え? 時間の無駄?
ハッハッハ!
あんまりなう。




