シバきたい、この笑顔。
前回の話 少し加筆しています。
この話を読む前に、読んで頂けると
ありがたいです。
「……………アンタ誰ッスか?」
入り江の湖でマイフェイバリットソングを
歌っていると、水の中から女の子が現れた。
薄緑のショートボブをした彼女は
胸の部分に布を巻いていた。下半身も見たかったが、水に揺らめいてよく見えない。
ただ、色鮮やかなパレオのような物が
かろうじて伺える。
コイツが水の精霊なのか……?
「えっと……、俺はソラだ。
お前は………町の人間か? 昨日の宴では
見なかったけど、こんな所で何してんだ?」
「ハァ? アンタ何言ってんスか?
ウチは……………ああ〜〜……いや、そうッス。
町の者ッスよ。
昨日は……えと…、ちょっと体調悪くて、宴には
参加してなかったんス。」
「おいおい大丈夫かよ? 病み上がりなら
家で寝てた方がいいんじゃないか?」
「いやいや。もう治ったッスよ!
ご心配には及ばないッス。
……………ところで…、おにーさんこそ、こんな所
に何の用ッスか? ここには滅多に
にんげ………人なんか来ないんスけど。」
「ああ、えっとな。実は、とある事情で
精霊を探す旅をしてるんだけどさ、ここに
水の精霊が居る……みたいな噂を聞いてな。
お前………、ええっと…?」
「メイっス。ウチの名前。
にしても、シズ……水の精霊様ッスか…。
なんでまた、そんな旅を?」
シズ……?
「えっと……、細かい説明は省くけど、ある扉を
開ける為に、沢山の精霊の力が必要でな。
で、水の精霊にも手を貸して貰いたいなって。
メイって言ったか。お前は何か知らないか?」
するとメイは少し考えた後で__
「いや、ウチは何にも知らないッスね。
どっか別の所じゃないっスか?」
ありゃ。当てが外れたか。
まあ、アイツらも確実に場所が分かるワケじゃ
ないからな。こういう事もあるか。
シルフィー達も待たせてるし、一旦外に戻るか。
「そっか、悪かったな泳ぎの邪魔して。
じゃあ俺は出ていくからさ、お前も身体が
冷えない内に上がるんだぞ。」
そう言って、その場を後にしようとすると__
「あっ、おにーさん! ちょっと待つッス。
少しウチと、お話していかないッスか?」
「いや…、外に仲間を待たせててな。
悪いけど………。」
「エッチな事に興味って無いッスか……?」
「あります。」
俺は、すぐさま その場に正座した。
「早っ!? あっ、え、えと……。
その…、おにーさんが良ければ…ウチとエッチな
ことしな__」
「します。」
食い気味で即答する。
「だから早いッスよ!! もうちょい疑うとか
しないんスか?」
何を言ってるんだろうコイツは……?
目の前にエロい事をさせてあげるって言う
女の子が居たら、後の事なんてどうでもいいに
決まってるじゃないか。
「疑いなんてしないから早よう。
気が変わらない内にさっさと始めよう。
さっ、息子よ。ようやく大人になる時が
来たぞ。大丈夫、父ちゃん傍でずっと
見ててやるからな。」
「誰と話してるんスか!?
ちょっ、待つッス! その前に見せたい物が…、
少し後ろ向いてて貰えないッスか?」
なんだろう………、スケベ下着だろうか…?
それともガニ股腰フリダンス?
一体何が出てくるのだろうと、楽しみにしながら
素直を後ろを向く。
「おい、もういいか? 踊る時は
できるだけ下品に頼むぞ。その方が興奮する
からな。」
「なんの話っスか!? えと…、も、もう
いいッスよっ!」
ああ……楽しみだなぁ。一体何を見せて
もらえ___
「ざんねーーーんっ!!
人間じゃなくてマーメイドちゃんでしたっ!!
エッチな事できませーーーーっん!!!」
水の中から出てきたメイは
上半身は人間、下半身は魚の
マーメイドだった。
パレオに見えていたのは鱗だったようだ。
…………………………………………………………………………。
「ブフッ! そ、その顔!!
さ、最高ッスわ〜〜! アヒャヒャヒャッ!!
お腹いた〜〜い!!」
…………………………………………………………………………。
「ほ、ホントにエッチな事させて貰えるとでも
思ってたんスか? あり得ないでしょ常識で
考えて……! 脳ミソ入ってます?
プギャァーーーーッ!!」
…………………………………………………………………。
「そもそもまず、こんな町から離れた所に
人間が居るハズ無いじゃないっスか!
そんなんも解らないとか………ブッフーーー!!
やーーべぇーーんスけどー!!」
………………………………………………… … … 。
「ねえねえどんな気持ちッスか?
見ず知らずの女の子とエッチできると思ってた
恥知らずさ〜〜ん? そのガッツき様からして
童貞ッスよねぇ? プフッ! そんなにしたいの
なら、させてあげてもいいっスよ?
下半身が魚で良かったらッスけどぉっ!!」
ドヤ顔とニヤケ顔を混ぜ合わせた表情で
しこたま俺を馬鹿にしてくるメイ。
「あーあーっ。残念だなぁーっ!
ウチが人間だったら、おにーさんの気の済む
までエッチな事させてあげるのになあーーっ!
ホント残念ッスわぁーっ!!」
俺はそんなメイを見て怒り心頭___など
全くしておらず、むしろ嬉しさすら感じていた。
こんなに気骨のある女の子は、この世界に
来てから初めてだ。
嬉しいなぁ………。
俺は未だに嘲笑と罵倒を続けるメイに
向き直る。
「お? なんスか? なんスかぁ?
怒ったんスかぁ? 別に仕返しに来ても
いいんスよぉ? 水の中深くまで潜れるウチに
ついて来れるんならッスけどぉ?
アッヒャッヒャッヒャ!!」
「なあ…………メイ。」
「はいーっ? なんスかぁーっ?
てゆーか気安くウチの名前呼ばないでほしいん
スけ___」
「お前ってさ………、綺麗な髪してるな。」
「……………………………は? なんスか急に?
気持ち悪いんスけど。」
「指も綺麗だよな。細くて、小さくて。
それにすごく色白だ。」
「ああ〜〜……、ハイハイ。
そういう事ッスか。誉め殺しにして
せめて おっぱいの1つくらい揉ませて貰おう
って魂胆ッスか?」
「そうそう、その おっぱいも良いよな。
大きすぎず、小さすぎず。形も綺麗で
理想のおっぱいだ。」
「うぅわ〜、おにーさーん?
それセクハラッスよぉ〜〜?
そんな風に適当に褒めときゃ、女の子は誰でも
ヤらせてくれるって思ってんスかぁ?
これだから童貞は………。」
「あと口も良いな。唇はプルンとしてるし、
歯並びも素晴らしい。」
「ていうかしつこいんスけど!
いつまで見え見えのご機嫌取りしてんスか!?
んな事したってムダなんスよ?」
「ちなみに今褒めた所全部___」
「だからっ____!」
「全部「使える」所だから。」
空気が止まった。
「……………………………………………へっ………?」
メイは コイツ何言ってんの? みたいな顔で
ポカンとしている。
「へっ? じゃないよ。口だろ? 手だろ?
おっぱいに髪………おっと、腋もか。
俺とした事がうっかりしていた。」
指折り数えて確認する。
「1ヶ所に1発と仮定して……計5発か。
これは大変だなぁ……息子よ。
今日はもう運動会だな。父ちゃんと二人三脚で
頑張ろうなぁ。」
「ちょっ、まっ、待って……待つッス。
あ、あれ? おかしいッスね?
なんか話についていけないんスけど……。」
「いやいや……。何を言ってんだよ。
お前………まさかとは思うが、交尾するだけが
エッチだとか抜かすつもりじゃあるまいな?」
「 !? 」
ああ……、そういや異世界のエロは、大変遅れて
いらっしゃるんだったな……。
これはいけない。すぐに教えてあげなくては。
「は……? い、いやいや。
いやいやいやいやいやいやいやいや。
おかしいッスよ? ねぇ、おかしいッスよ!?
さっきから何を言ってんスか!?
あ、頭がどうかしちゃったんじゃないっスか?
あ、ああ……ていうかおにーさんは元々どうか
してたッスね!!」
おっ……? この期に及んで挑発するとは
本当に骨のあるヤツだ。
その意気や良し。
そういえば……よくよく考えたら
コイツはツンデレなのかもしれん。
散々挑発してきたのも、コイツなりの
スケベアピールだったのだろう。
うん………。そう考えると小生意気なセリフも
別の意味に聞こえてくる。
耳を澄ませば聴こえてくる………。
今喋っている
メイの言葉に隠れた副音声が……。
「そ、そもそもこんな所に来るとか
普通ありえねぇッスわぁ。
(ウチ、ずっと待ってたんだからっ!)」
「こんな所に来るなんて、よっぽどのバカか
物好きだけッス。あ、おにーさんはバカの
方だったッスね!!
(誰も来てくれなくて……頭がバカになりそう
だった!!)」
「ま、まあでも? ちょうど暇をもて余して
たし? ホンット良い退屈しのぎになったッス
わぁー!(超絶カラダをもて余してて……、
本当に良い所に来てくれたッス!)」
「まあでも、もういいっスよ!
ほらっ、早く帰った帰った! ボコボコに
されたいんスか!?
(もういいよ……! ほらっ、早くキてキて!
メチャクチャにされたいのっ!!)」
「さあ………早く……!
(ねぇ………早く……!)」
「消えてっ!!!
(抱いてっ!!!)」
………俺は男として最低だ………。
女の子にここまで言わせるなんて……。
ゴメンなメイ…。お前の思いに気づいて
やれずに……。
今……救ってやるからな……。
俺はこれ以上恥を掻かせないように
陸の上に居るメイへと近づいた。
「ヒッ……! こ、こっち来んなッス!!
あっ、嫌っ、み、水………!」
すると何故かメイは踵を返し
湖の中に戻ろうとする。
「何処に行こうと言うんだい?」
だが寸での所でメイの肩を掴み、陸へと引きずり
戻す。
「あっ! ちょっ、は、放すッス!
やっ___モガァッ!?」
何故か暴れるメイを宥めようと、俺は
「あるモノ」を取り出し、メイの口に仕方なく
突っ込む。
「ンッ、ンンッーー!! ングッ……!
ウッ…、ゲホッ、ゲホッ! ハッ、ハァっ!
一体、な、何を…飲ませたん……スか…?」
ペタリと座り込み、むせるメイに
俺はニッコリと__
「俺の仲間のマッドアーティストが作った
モンスターを人間にする薬………の失敗作だ。
さて、どうなるかな……?」
「はっ…? な、何を下手な冗談…………!?」
そこまで言って、メイが身悶えし始める。
即効性だったのだろう、見る見る内にメイの
下半身は魚の尻尾から人間の足に変化する。
20秒ほど待つと、すっかり人間の女の子に
なっていた。
しかし___
「なっ、なんスかこれ………。あ、足!?
人間の足!? 嘘っ!?」
どうやら上手くいったようだな。
「どうだ? 初めて人間になった感想は?
いい姿じゃないか。さて、そういえばお前、
さっき面白い事言ってたよな?」
「へっ……? な、なんの話…?」
俺はメイの口調をマネして、大声で叫ぶ。
「あーあーっ。残念だなぁーっ!
ウチが人間だったら、おにーさんの気の済む
までエッチな事させてあげるのになあーーっ!
ホント残念ッスわぁーっ!!」
「 !! 」
「へぇっ…、気の済むまでかぁ……。
お前も残念がってたし、これで両者合意の上で
問題解決だな。」
「ヒッ……、ヒィッ!? ヒィィッ!!
あっ、あああ……!」
紳士的な笑みを浮かべる俺に、メイは何故か恐ろしいものを見たように、水辺へと駆け出そうと
する。
しかし___
「ふぎゅっ!?」
カヤの言うとおり、失敗作によって人間になった
メイは人間の足に馴染めず転んでしまう。
「おーおー、腰も足もガックガクさせやがって。
何だ? その過去に例の無いブザマさは?
ホント可愛すぎるだろうが。
絶対に逃がさねえからな。」
「あ、あわ……、あわわわわわわっ……!!」
それでも何とか逃げようと、メイは匍匐前進をして、下半身を引きずりながら
逃げようとする。
「おやおや…、俺にケツ向けて、あまつさえ
プリプリと揺らして匍匐前進とは……新手の
おねだりかな? 大変淫らでお似合いですよ
お客様。」
「いやああああああーーっ!!?
助けて! 助けてシズク様!!
コイツやべえ人間ッス!!」
シズク様…………?
「シズクってのは、水の精霊の事か?
なんだ……、やっぱり居るんじゃねえか…。
知らないなんて嘘をついてまで、俺と2人きり
になりたかったのか? なんてイジらしいんだ
お前は。ここに教会を建てよう。」
「さっきから何言ってんスかっ!!?
1人だけグングン先に行ってて怖いんスけど!
あっ、ちょっ! は、放して……!
堪忍して………ウチ……初めてなんスよ……!」
「奇遇だな、俺もだよ。
という事は今日は2人の記念日だな。
たっぷり愛し合おうか。」
「助けてっ! 誰でもいいから助けてぇっ!!」
「あっ? お前から散々挑発しといて
何言ってんの? いい加減にしろよ?
ほら見ろ、お前のおかげで息子もすっかり
臨戦態勢だ。ご挨拶しろよ。」
パンパンに張ったテントに
メイの顔を鷲掴んで寄せる。
「うっぷ! ちょっ、ヤダ!
そんなもん近づけんなっス!!」
「そんなもんとは失礼な。これからお前と
一生を添い遂げる相手だぞ?
ほらっ、まずはオスのニオイをしっかりと
憶えるんだよっ! 嗅げ!!」
「ふぐぅっ!! くっ、臭っ!
シ、シズク様ぁっ! 助けっ………!」
「ああ、そうだ、そのシズク様にも挨拶しないと
いけないな。俺達できちゃった婚しますって。
そうだろぉ? なっ、ハニー?」
「あああああああああああああああーーっ!!
いやああああああーーっ!
いやああああああああああああーーっ!!!」
「ほぅら、ズボン越しは もう充分だ。
次はいよいよ直に___」
そうしてチャックを下ろそうとした
俺の股関に___
「何やってんのよアンタはぁーーーっ!!!」
「ヴェア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!?」
シルフィーが強烈なドロップキックを
かましてきた。
たくあ◯とバツの日常閻魔帳は
ホント良いケツしてたよなぁ………。
どうも、オムラムライスです。
エロ漫画家さんが描く一般漫画って
結構好きなんですよ。
一般漫画のキャラが、脳内でエロ漫画と
同じように淫れるのを想像するのが
大好きなんです。
1粒で2度おいしいですよね。
え? ちなみに一般漫画で好きなのはって?
ハッハッハッ!
秘密のレプ◯イルズと◯セイかな。




