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さよなら異世界 〜精霊の鍵〜  作者: オムラムライス
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世にも理不尽な物語

「よう、ルドルフ。討伐パーティーの

リーダー様がこんな所で何やってんだ?」




フードが取れて見えた顔はギルドで散々

俺をバカにしてくれた 脳みそ筋肉野郎だった。





「誰よコイツ?」



そういやシルフィーは初対面だったか。



「この町のギルドでは わりと有名人でな

「鬼神の面影」っていう討伐パーティーの

リーダーやってんだよ。大型の魔物を狩ら

せたらギルドいちと言われてる。」




ふーん、とシルフィーは呟いたあと



「でもアンタよくコイツだって分かったわね?

フードで顔見えなかったじゃない。」




「コイツにはギルドで散々いびられたからな。

ムカつく事にイヤな奴ほど記憶に残りやすい」




「なるほどね、で? そのご立派なリーダー様が

何でストーカーなんてやってんのよ?」




そう言ってシルフィーはルドルフに問いかける。




「……最初は本当に、ただ守りたかっただけ

だったんだ。」




そこからルドルフはポツリポツリと話を

始めた。




現町長の就任式の時、一緒にいたエンダーさんに

一目惚れをした事




数年前この町に魔物が襲撃した事




直接被害は無かったものの、とても怖い思いを

したエンダーさんを守りたいと思った事




そこからパーティーリーダーになり積極的に

町の脅威になりそうな魔物を狩っていた事




いつしか エンダーさんを守れるのは

俺しかいない、と思いプライベートでも彼女を

見守っていたこと。




そうして今日までに至ったという事らしい。





「なるほどなぁ。 庇護欲がいつしか

独占欲になったと、そういう事か?」




「嫌ねえ。こういう思い込みが犯罪者を

育てていくのね、なんて恐ろしいのかしら。」




そう言ってシルフィーは身を抱き締めた。



「おい、あんまり酷い事言ってやんなよ。

やった事は確かにアレだがコイツなりに純粋に

エンダーさんを思ってやったんだから。」




「…? アンタどうしたのよ?コイツに散々

いびられたんでしょ。何で庇ってんのよ?」




「いやまあ、不思議と責める気にならないん

だよな。ずっとイヤな奴だなって思ってたんだ

けど、同じ男として少し気持ちが分かるって

いうか………おい、何だその顔?」




見ればシルフィーはルドルフを見たときと

同じジト目で俺を睨み付けていた。




「……そういやアンタも どっちかって言ったら

そっち側だもんね。 ホント身の危険を

感じるわ。今後の旅で部屋が別なだけじゃ

安心できないから宿屋ごと別に

泊まろうかしら。」





「五月蝿いぞ 胸囲力65のゴミめ。

火サスばりの断崖絶壁に手を伸ばすくらいなら

スライムに顔埋めた方がよっぽど欲情するわ」




「ねえソラ、この町を出たら もう一度勝負を

しましょうよ。今度はアタシも尿にまみれよう

がアンタが死ぬまで殺すのを止めないから。」




世迷い事を喋るシルフィーを放置して俺は

ルドルフに向き直った。




「おい、ルドルフ。お前は彼女を守りたかった

のかもしれんがな、そのエンダーさんは

初めて会った時メチャクチャ怯えてたんだぞ。

そんな彼女の前で「守りたかった」だと?


もう一度言ってみろ!この怯えた表情の

彼女の前でもう一度言ってみ……ろ…?」





そう言ってエンダーさんを見た俺は固まった。


何故なら彼女の表情は例えるなら










まるで初恋に落ちた可憐な乙女の表情だった。





あれ?何だこの顔?



おかしいな、彼女の傍に擬音で


「トゥンク……」と出てるかのようにすら見える



なんだろう、イヤな予感が止まらない。




「あの、エンダーさん…?どうしました?

発熱ですか?発情ですか?完全にメスの顔に

なってますけど、ひょっとして唐突に俺に

惚れました?」




「す…」



「す?」




「スッゴい好みのタイプです……。」




これはいけない。


完全に精神がやられたようだ。




「おいこらルドルフ! 見ろ!!

お前が絶えず与え続けた恐怖でとうとう彼女、

心が壊れちまっただろうが!」




「いえ、ソラ様。私このような気持ちは

生まれて初めてです。

これが恋というものなのですね。」




「いいえ違います。恐らくあの男が苦し紛れに

メダ○二でも放ったのでしょう。

なんて卑劣な男だ、絶対に許さない!」




「いやアンタさっきから何言ってんのよ?

単純にお互い好き同士になっただけでしょ。

良かったじゃない、一件落着して。」




「落着してたまるか!!何だコレ!

何だコレ!!!こんなの納得いかねーぞ俺は!

何で急にストーカーに惚れてんだよ!

2ちゃんねるだったらフルボッコに叩かれ

てるぞ!」




俺の叫びもお構い無しにシルフィーは

エンダーの元へと足を運び




「ねえ、ことが終わったなら そのオパールを

渡してくれない?これからの旅に必要なのよ」




「そう…ですね。あなた方のお陰でこのような

良縁に恵まれました。お礼にこちらを

お納め下さい。」



そう言ってエンダーはオパールのついた

ネックレスをシルフィーに手渡した。




「ありがと。お幸せにね。」



そう言われたエンダーは幸せそうに

ルドルフと遠くに消えて行った。





何だコレ……?




「ほら、見なさいソラ。これがアタシの

契約石「オパール」よ。労せず手に入って

さい先良いわね。」



そう言ってご機嫌にネックレスを

首に掛けるシルフィー。




労せずってコイツ マジで言ってんのか。



「お前、俺がどんだけ不幸な目に合ったと

思ってんだよ。○条さんが女の子助けたら

横から敵キャラにかっさらわれたようなモン

だぞ。 幻想ぶち殺しただけじゃ割に合わな

過ぎるだろ。」




「幻想見てんのはアンタでしょ。」

今日は久しぶりという事で


二話更新です。



さて、本編で世にも理不尽な物語を書いたので



こちらの後書きでは、世にも○妙な物語をしましょうか。




皆さんも一度は考えた事があるのでは

ないでしょうか。




「俺(私)の前世って何なんだろう?」と





私も幼い頃から何度も考えるのですが

どういうワケなのか


私の頭に浮かぶのは



視界いっぱいに広がる白い景色と



柔らかい何かに包まれている感触



そんな神秘的な不思議な感覚でした。




これは

一体

どんな前世なのだろうか。



答えを探せども ちっとも解りませんでした。



そうして月日は流れ



そんな事も忘れた高校2年の秋



唐突にその頭の中に浮かんでいたものの

正体に気づいたのです。




ある日、私が日課のオ○○○(1人エキサイト)

していた時の事です。



賢者タイムに入った私は ふと視線を


下に向けました。



当然そこには つい先程 吐き出したばかりの欲望が



ティッシュに包まれて横たわっています。



そうして私は気づいたのです。
















私の前世って………。





(デレレレレッ、デレレレレッ、デレレ〜♪)

世にも○妙な物語のテーマ


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