70:我、従者にカツアゲされる。
正月休み?
都市伝説デスヨネ?
三が日お仕事につき一日早く投稿death。 orz
お風呂場でシェラさんに全身ぼでーうぉっしゅをしてもらって。
途中、シェラさんの可愛らしい悪戯で耳だけ生えた泡もこもこ生物にジョブチェンジするハプニングも発生したりしたけれど。
休ませてたお陰でお風呂上がりの果実水を舐める頃には我の前足八割二分三厘がた復活ッ!! しました。
うむ、前足が自分の意思で動かせるって無敵に素敵ingですね。
まぁ尤も後はもう寝るだけだから動かせようと動かせまいとあんまり変わらないんだけども。
と、言っている間にもお風呂上がりの一杯を飲み干したシェラさんによって首根っこを摘ままれてベッドへ連行され、我抱きぐるみへとジョブチェンジ。
シェラさんシェラさん、抱き締めるなら向きを逆にしてくだしぃ。 我圧死も窒息死もやーでございますですよ?
などと胸元でじたばたと自己主張をしていると我の意図に気付いたのか抱き締める腕の力が緩んだのでもそもそ動いて方向転換、ついでに頭の座りがよくなる位置も探ってふぅ、とひと息。
これで快適な安眠は約束されたのですよ、ふふ~り。
……などと考えながら目を閉じ早三十分。
おかしい、普段なら目を閉じればすぐにスイマーが踊ってcoolなのに。 ……チラッ。
(はいはい、それを言うなら睡魔が襲ってくるですね)
ものっそい面倒臭そうなツッコミありがたう。 けどなんで今日こんなに眠くないんだろ、お昼寝してないのに。
(人様を呼びつけておきながら土下寝とかほざいて寝入ってましたよね、マスター?)
…ネ、ネテナイヨ?
あれはただ謝罪の気持ちが強過ぎて心の中がごめんなさいでいっぱいになってたからルカが出てきた事に気付けなかったダケナンダヨ?
(私の目を見て、もう一度今の台詞を言えますか?)
…心の底からごめんなしあ。
(反省だけならラビでもできます。 と、いう事で今回は香草入りの腸詰肉とスモークチーズを頂きたいな、と?)
ちくせう、もってけドロボーッ!!
(盗兎はマスターですね)
どやかましいわっ!!!
おにょれルカめ、いつかぎゃふんと言わせちゃる。
(ぎゃふん。 …これで満足ですか?)
むっきーーーっ!!!!
~数分後~
…まぁ、ある意味当然って言えば当然の結果なのだけども。 ルカとの脳内問答で我、完全に意識が覚醒しちゃったでござる。
睡魔さん? やつなら今頃は墓の下でおねんねしているさ。
う~みゅ、できるものならこの空いた時間で厨房にお宝探ししに行きたいとこなんだけどもなぁ。
(がっちり抱き締められてますから抜け出すのは厳しそうですね)
仮に転移で脱出しても多分我を抱いてる感触がなくなった瞬間に目を覚ますだろうしなぁ、シェラさんなら。
むぅ、ちゃんと寝とかないと明日逆襲の睡魔にふるぼっこ確定なのに。
あ、そうだ。 ルカー、ちょっと子守唄でも (お断りします) 歌って~、ってだからせめて最後まで言わせてよ。
(最後まで聞いても返答は変わりませんので)
おにょれ……。
ふんっ、いいもんいいもん。
眠気がログインするまで読書でもするもんっ。
(最初からそうすればよかったのでは?)
兎は寂しいと死んじゃうんだぞ!!
(大丈夫です、マスターの場合何度死んでもあれが強制復活させるでしょうから)
…死、ってすべての生物に平等に与えられた権利じゃなかったっけ?
(それを鼻で笑い飛ばす存在に目を付けられたのが不運と諦めるしかないかと)
がっでむ。
我は激怒した。 必ず、かの邪知暴虐の神を除かねばならぬと決意した。
(名作を汚したら読み物好きから鉄拳制裁を受けますよ、たとえば私とか)
ごめんちゃい。
でもメロっさんレベルで激オコスティックファイナリアリティプンプンドリームなんです分かってください。
(とりあえずヒトの理解できる言語でどうぞ)
一応ヒトの言語(?)らしいよ、これ?
まぁ正直我、これ言われて何を伝えたいのかとか絶対分かる気しないけど。
ならそれを他人に言うな、っていう顔をしてそうなルカさんや。 好奇心はにゃんこキラーと言いまして、ついつい言ってみたくなっただけなんです許してください。
(魚の干物と青い瓶に入った果実水、それとアプリフの実をあるだけ全部で勘弁してさしあげます?)
…………いえすまむ。
頬を伝う雫は心の汗だ、己にそう言い聞かせ我はルカの提案に頷く以外の選択を持たなかった。




