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-Prologue-

この作品は一部グロテスクな表現がされています。


-Prologue-


 ここに一冊の本がある。埃が被っていて、表紙なんかは汚れている。こんな探したらいくつでも出てくるような本……実はただの本ではない。

 

 その本を開けてみれば……きっと真っ白で何も読めない。

 だが……一つの事件が起きればこの本にその物語が書かれてゆく……。


 そこで問題が発生する……。

 読むのはいいが、最後の結末が分からない……。


 そう、自分で推理しなくてはいけないのだ。


 「Mystery Novel -Secret-」


 これが本の題名だ。訳せば……


 推理小説 -秘密- となる。


 さぁ、一ページを大事に読んでみて下さい。

 すると、魔法のようにまるで自分が体験したかのように-秘密-がこっそりあなただけに分かってしまいます。


 そう、誰にも知られたくない……秘密がここに……。




 あなたの秘密教えます


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