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語らう朝食
2人はレイチェルが帰ったあと、冷めた朝食を食べることにする。
「レイチェルさん、ルシアーノさんが変わっていくことが悲しかったんですね」
「でも、別に悪いことなんてしてないさ。人が作っているものである以上、作風は変わっていく。俺の作品を大切に思っているからこそ、それが受け入れられない人間もいるだろう」
と、ルシアーノは頬杖をつき、パンを齧る。
「せっかくルシアーノさんの作品を大切にしてくれていたのに、、、もう買ってくれることはないんでしょうかね」
「、、、、もしかしたらレイチェルが大切にしていたのは、、、」
「?」
と、ルシアーノが何かを呟こうとして、それをやめ、代わりにマグカップを持ち、スープを啜った。




