アメンボどこ〜???
子どもの頃は水面にたくさん居たアメンボの事を思い出しました。広葉樹の葉をちぎってチョイチョイとちょっかいを掛けてみたりして観察していたんです。
アメンボは飛ばない可愛い虫。
一見すると、大きな蚊の様な姿勢をしていますが、あのフォルムは好きでした。私が子どもだったからかも知れません。
小学校の先生から聞いたことです。彼らは、きれいな水場にしか生息しないと。
春・夏・秋・冬
春は花粉に黄砂にPM2.5に……大変空気が淀みますよね。だからアメンボには生息しづらい環境だと思います。
夏は水温がきっとものすごく高くて、アメンボがのぼせてしまいます。秋は存在が危ぶまれるくらいに短いし、台風の季節です。
冬は……寒くて死んじゃうよ!
じゃあ、アメンボたちはどこで生息して居るのだろう。もう滅んでしまったのかな。
最近聞かなくなったなぁ、アメンボ。
人の寝静まる夜
忍者の様に水面に張り付くアメンボたち
風が吹いても音立てず
刀のように磨かれた水面から月を観る
満ちたり欠けたり、人の世も同じ
考え至りて朝が来る
カエルは鳴きスズメは羽ばたく
太陽に照らされた鏡のような水面を朝露が揺らす
アメンボたちが動き出した
すすいすーい、すすいすーい、
優雅に水面を滑ってる
忍者アメンボ!
ちょっと格好つけて詩を書いてみました。笑




