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異世界転生した。  作者: R0R0
98/168

86.5

「ん、んん。よく寝た~。ふわぁ~、確かにレイくんに受付任したんだっけ、そろそろ変わってあげるか。」



「レイくん、ありがとうねー」

「いえ。‥‥‥‥‥‥ギルドマスターあてに手紙が来てましたよ。」

「ギルドマスターあてに?何かし‥‥‥て、これ貴族からじゃない!」

「やっぱり貴族からのか。」

「やっぱりって、そう思ったなら何ですぐに私を呼ばなかったのよ!」

「イーラさんて更衣室で寝てましたよね。」

「あ‥‥‥」



「しょうがない、今回はおおめに見てあげるわ。そろそろ時間だしもう上がっていいわよ。」

「分かった。」



 レイは更衣室へ行った。



「さて、私はこれを届けるか。」



 イーラは冒険者ギルドの奥へと進んでいった。



 コンコンコン



「イーラです。」

「入れ。」

「失礼します。」



 ガチャ、



 イーラが入った部屋はギルドマスターが入る部屋である。


 そこは入ってすぐに応接間のような配置でテーブルとソファーが置いてあり、その奥にギルドマスターが座っている机があり、右側に本棚、左側は何もない、そんな部屋だった。



「どうした、イーラ。更衣室にベッドの一つや二つ欲しいのか?こっちは寝ずに雑務に追われてたのに。」

「‥‥‥‥‥‥」

「まあいい、それで用件はなんだ。」

「これを。」



 イーラが差し出したのは、レイから受け取った手紙である。



「ほお、貴族からか。もらうぞ。‥‥‥‥‥‥なるほど、『スピサの街で活躍したレイと言う冒険者を寄越せ』と、‥‥‥そういえばお前に探り入れて来いって指示、だした覚えがあるんだが。」

「ちゃんと探ってきましたよ。」

「ほお、それで?」

「『俺一人でやった。強いて言うなら自然の力を借りた。』て言ってました。」

「なるほどな。魔法の扱いにはたけているってことか。そうか分かった。明日にでも話をかけといてくれ。」

「分かりました。ではこれで。」



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― 新着の感想 ―
[一言] 職務怠慢した上で冒険者に受付やらせて罰則無しとかヌルすぎだよな
2021/03/05 18:16 退会済み
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