表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生した。  作者: R0R0
84/168

74

試験とバイトで遅くなりました。

八月末まで毎日投稿します。

 俺は強化系をつけて、風属性魔法の補助もつけて森に急いだ。


 この間、ちょっかいかけたバカはオーガにタコ殴りにされて地面にくたばっている。


 見ただけじゃ生きてるか死んでるかわからないが、できれば死んでいる方が、ありがたい。


 こんな調子乗ってるやつだ、あとあと絡まれたらめんどくさい。



『と、霧魔法『濃霧』』



 ついてそうそう、俺は森じゅうに霧魔法を放った。


 すると森の一部が濃霧に包まれた。


 俺の霧魔法は明け方に発動させると、効果範囲が広がる。


 これは霧ができやすい条件があるからだろう。


 この霧の中では火系の魔法は威力が弱まり、逆に水系の魔法は威力が上がる。風系は霧が晴れてしまう。


 火と水はどちらも発動と同時に周りの霧が少し薄くなってしまう。


 他には、霧に干渉魔法をすると霧全体が俺の体のようになる。


 例えば霧の中ではどこにでも収納魔法が発動できたりだ。


 このどこでも収納が便利で、剣を投げて収納し瞬時に別の所に取り出せば、簡単転移投球ができる。


 これは、戦闘中に収納魔法の魔力までに気を配るほどの隙を与えなければいいだけであり、たとえ気づかれて注意されれば、他の魔法でカバーすればいい、本当に便利なものだ。



 濃霧に入ってきた魔物を、俺は片っ端から殺していった。


 並列思考を使い、感覚系のスキルを駆使し、それでもさばききれないので、予備の剣と投擲用の剣を魔力で操作して魔物を殺していった。


 物を魔力で操作するのは霧の中では体の中と似ているので、いざやってみたが、なかなかうまくできた。



『にしても多すぎる!めっちゃ見逃した奴がいるな。向こうで対処してくれたらいいが‥‥‥』


 切り裂いた魔物の血が霧に吸われ、薄いピンクがかった霧になっていく。


 だが、いくら魔物を殺してもキリがない。



『「チッ」もう魔力が底つきそうだ、それに頭の使いすぎで脳が熱い。もうそろそろやめるか。』



 と思ったとき、Aランク魔物一体、Bランクの魔物が数体表た。



『ゴブリンキングにシャドウウルフか‥‥‥ちょっと無理だな、今のままじゃ。後ろを見た限り、もう魔物は来ないみたいだな。木に登ってあとは任せるか。』



 そう思い立った俺は早速木に登り、街の様子を伺った。



『なかなか頑張ってるな。脳が熱いしちょっと休憩。』



 器用に木の上で眠った。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ