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2ヶ月ほどたった。
その中で分かったことは、精神が体に引っ張られていると言うこと(お腹が空いたら赤ちゃんみたいに泣いたりする。)、シスターぽい人(以下シスター)と、ザ・庶民の服装をしたおばさんが俺の世話をしていることが分かった。
俺は、、、そのおばさんからあの羞恥的な食事を続けている。
とっ、言うことは置いといて、魔法の特訓のことについて。
俺の魔力?(魔力?のかと言うと、これまた異世界転生にある氣や、オーラと呼ばれるものかの知れないので。)は、始めての頃よりも格段に上がってる。そう確信できるぐらいに。あっ、もちろん人がいない時や、ご飯を食べてげっぷをしたあとに訓練してる。‥‥‥ご飯は諦めた。
そして今日は、
『魔力っぽいのもだいぶ増えてきたし、たいぶ操れるようにもなったから、物にでも流して見るか。』
魔力?を特訓し始めた当初、出したものはすぐに消えた。しかし、特訓するにつれ消えるのが霧散するように消えるに変わっていた。この事に気が付いたのは特訓し始めて1ヶ月後ぐらいで、思い返してみると(あの羞恥心を逆なでされるご飯のことも思い出したが。)2週間目ぐらいから妙だった。‥‥‥だってしょうがないじゃん!訓練した後、だいたい気絶しちゃうから!
でだ、俺は今の着ている服に俺の魔力?を流してみた。
すると、
「ガジャの服」
と、だけ出てきた。
『ガジャの服??‥‥‥あっ、なるほどこれはあれか、あれ、二重鑑定ってやつか。よし、やってやるぞ!‥‥‥まって‥‥やばいかも‥‥‥』
予想よりも消費が激しく、俺は気絶した。
「‥‥‥‥‥‥」
『‥‥‥‥‥‥んっ、んん。えーと、まず俺には魔力?があり、鑑定魔法らしきものがある。のか?でもあれは鑑定と言うより、魔力を流したから分かったみたいだし、それに二重鑑定みたいなことしようとしたら、魔力結構持ってかれたし‥‥‥ここは一度自分自身に魔力流してみるか。‥‥‥と思ったけどそもそも魔力流したら鑑定魔法ぽく、なっただけだから俺自身に魔力の流れがあったらダメじゃね?。‥‥いや、やっぱり試してみるだけ試してみる。』
名前 「レイ」
種族 「半悪魔」
保有スキル
干渉魔法 Lv1
魔力感知 Lv1
魔力操作 Lv1
保有魔力量増大 Lv2
気絶耐性 Lv3
種族スキル
異界の精神構造
魂を見つめる瞳
強靭な肉体
と出てきた。
『なるほど。俺の服もそうだけど、空中にウィンドが開かれるように、説明が出てくると。で、異世界での俺の名前は「レイ」か。まあ、そんな事は置いといて。俺のステータスについて、俺の服や俺のステータスはたぶんこの「干渉魔法」ってのが働いているんだろうな。ほかの4つのスキルについては何となく分かる。種族や種族スキルについては、‥‥‥まあいいや、言いたいことがありすぎる。でも、よく異世界転生にあるHPや体力、TAKや攻撃力なんかないな。干渉と鑑定の違いか?でも行けそうなんだよな~。‥‥‥もう一回だけやってみるか!』
俺は自分のステータス画面の所に意識を向け。
『干渉魔法!』
全身から魔力が抜ける感じがし、案の定気絶した。