53.5
52,5と書いてありますが話の内容と全く関係ないないです
皆さんお久しぶりです。
セレナです。
三人で王都に来て二週間、順調に‥とは言えないですが、ほぼ毎日ギルドでお金を稼ぎながら過ごしています。
しかし、最近レイの様子がおかしいです。
夜中に宿なんかから抜け出して、一体何をしてるんでしょう。
フッ、
「ねえ、シエラ。やっぱり、最近のレイって変よね。今だって急に気配が消えたし。」
「そうね。でもー、大丈夫なんじゃない?次の朝には普通に振る舞ってるし。」
「それでもよ。夜に出掛けるなんて‥‥‥まさか!」
「王都の風俗街に!」
そう思い立ったとたん、急に目が霞んできました。
「やっぱり、わ―――」
「それはないと思うわよ。」
「え?」
「だって、帰って来た時のレイには別の女性の匂い何て着いていなかったもの。」
「‥‥それ本当?」
「本当よ。でも‥‥‥帰ってきたときにはよく血の匂いが着いてるわ。」
「え?!血の匂い!」
「こら。もう遅いんだから静かに。」
「ご、ごめんごめん。ええっと‥‥‥本当に血の匂いが?」
「本当。‥‥私を信用してないの?」
「信用してる、信用してるからそんなシュンとならないで!」
「ふふ、ありがと。あ、あと、蜂蜜の匂いも微かにかいだよ。」
「蜂蜜の匂いも?何で?」
「何でって聞かれても‥‥‥何で?」
結局分からずじまいでその日は寝た。
次の日の夜に続きをちょっとして、王都から出てからOHANASIすることにした。
セ「女性のことをメスって‥‥‥」
シ「ああ、あれはね。獣人や人獣の性別を言うとき女性をメス(雌)、男性をオス(雄)って言うのよ。」
セ「へえー、文化の違いってやつね。」
シ「そうね。イルーシオに来たとき、シスター達から真っ先に直すよう言われたわ。」
セ「あはは‥‥」
今後もちょくちょくわからない話が入ると思ってください