表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生した。  作者: R0R0
20/168

17

「ねえ、ギルさん。ちょっと質問。」

「急にどうしたんだ?レイ坊。」

「セレナのプレゼントにセレナの目の色と同じ青色のハンカチにしたいんだけど大丈夫かな?」

「なに言ってんだ!大丈夫に決まってんだろ!なあヴェン。」

「ええ、()()()()大丈夫ですね。」

「ここでは?」

「そうですよ。場所によってはそれが求婚の証になってしまうところもあると言うことです。」

「求婚?」

「それに関してはレイさんがもっと大人になってからです。」

「ふぅん~」

「レイさん。人にあげるプレゼントについて他の人に聞くことは良いことですよ。もちろん一人で決めなくてはいけないときもありますが、いつかのギル見たいに誤って高貴なお方に贈り物をして、テレサと修羅場になつりましたから。」

「おい!ヴェン!その話しはもう終わったことだろ!」

「‥‥‥」

「おっと、レイさんにはギルとテレサが夫婦だと言うことを話してませんでしたね。シスターセリナはギルとテレサの子供ですよ。」

「ソ、ソウナンダハジメテシッタヨ、ヴェンジイ。」

「おい!ヴェンてめー!覚えてろよ!」

「これもギルのような()()()で、求婚する人を増やさないだめですよ。」



その後誰にも言わないと言うことで話が収まった。



「そう言えばヴェン爺、結婚してるの?」

「ええ、レイさん達も受付で会ってますよ。」

「え?サラさんが?」

「ようですよ、私の妻です。」



世界は本当に狭かった。

ちなみにサラさんとは黒髪、所々に茶毛、(白髪も生えてる)で深緑の目をしてる三十代後半に見える五十代(ヴェン爺の一才下らしい)の女性。


普通に三十代と言われれば確かにと頷くぐらい、スタイルがいい。



「子供もいるの?」

「もちろんです。ランカと言う娘が居ますよ。」



そのとき、俺の脳裏にあの包容力(ほうようりょく)のあるおばさんがよぎった!



「ヴェン爺、その人どんな見た目?」

「どうしたんですか?レイさん。」

「いいから。」

「ランカは緑髪で、目も緑ですよ。」



俺はそれを聞いて内心ほっとした。



「それがどうかせれましたか?」

「い、いや。その人が見覚えのある人だったのかなって。」

「そうでしたか、えっと確かレイさん達に授乳されていたのはマリさんでしたよ。」

「そうなんだ、ありがとう。」

(人がせっかく言わなかったのに授乳なんて言わないでくれ!)



こうしてセレナのプレゼントが決まった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] テレサと修羅場に「なつり」ましたから。なり? 「「よう」ですよ、私の妻です。」そう? 「それがどうか「せれ」ましたか?」され?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ