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異世界転生した。  作者: R0R0
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16

「と、言うわけで俺は冒険者になったのさ。」

「ふん~」

「おいなんだ!そのつまらなさそうな態度は!」

「レイ~いる~?」

「セレナか。いるぞ。」



どうやら依頼から帰ってきたようだ。



「ねえ、レイ。その人誰?」

「この人はスティーブさんて言って、ギルさんと知り合い。」

「へえー、はじめまして、私はセレナっ言います。」

「おっ、おお。はじめまして俺はスティーブだ、よろしくセレナちゃん。」

「レイ、なんで薬草持ってんの?」

「うん?ああ、薬草採取やって来たから。」

「じゃ早く納品してお買い物いきましょ!」

「分かった。」



セレナと一緒に納品してる最中、スティーブさんとギルさんの内緒話が聞こえてきた。(決して興味があって風属性魔法で盗み聞きした訳じゃない。決して。)



「(ちょっとギルさん、なんでエルフ族の‥‥しかも子どもがギルドに居るんですか?村にもエルフ族の人がちらほらいたんで疑問なんですが。)」

「(ここいらにはエルフ族の村があるらしいからな、前の村長がうまくやったらしくてここを統治してる貴族公認で、エルフと仲良くやってんだよ。)」

「(そ、そんなことが。それでも疑問が。セレナちゃんて子供ですよね?)」

「(あれのどこをどう見たら15以上だと思う。)」

「(い、一応ですよ。それで、なんでエルフ族のそれも子供がギルドにいるんですか?)」

「(それ一番はじめの質問と一緒だろ?)」

「(いや、そう言う意味で‥‥)」

「(はぁ、分かぁったよ。セレナは俺の妻が拾った子だ。)」

「え!テレサさんが!」

「えっと、スチィーブさん?はテレサ様を知ってるの?」

「あ、ああ。知ってるぜ、スピサでお世話になったからな。それと俺の名前はスティーブだぞ。」

「へえー」

「‥‥セレナ買い物に行かなくていいのか?」

「あ!そうだった!じゃねスティーブさん!」

「おお、じゃあな。」



今日もいろんな事があった。

特にシスターセリナの父親がギルさんだったことが一番驚いた。世界は狭いんだなとしみじみ感じる5才であった。



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[気になる点] 特にシスターセリナの父親が セレナ?
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