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作者の欲望が詰まった話です。
人によって胸くそ悪くなるので注意
どうぞ
もう日もくれているから、もう一日くらい一緒の部屋でもかまわないでしょ、と説得され一風呂浴びてベッドのある部屋へ行くと
きわどい下着姿の二人がベッドの上にいた。
部屋にはベッド以外最低限の収納家具しかない。
「レイ‥‥‥来て‥‥‥」
俺が何かを言う前にセレナにそう言われベッドに近づく。
状況が状況のため頭が混乱していた、それと期待していた。
近づいて見ると二人の下着姿が細部までよく見えた。
二人は視線に気付き身じろぎする。
「あのね―――」
セレナだ。
顔も耳も真っ赤にして、その蒼い瞳に光を持ちながら真っ直ぐ俺を見て
「―――私達を‥‥‥抱いて欲しいの‥‥‥」
これにより一気に期待が限界ギリギリまでのぼった。
が、疑問が押し倒すのに待ったをかけた。
俺はベッドに腰かけ二人に向かった。
「セレナ。シエラ。俺は二人のことを大切にしたいと思ってる。それと同じぐらい二人を俺だけの物にしたいとも思ってる。抱いて欲しいなんて、すげー嬉しい。でも、この街に来てから急に色仕掛けしてきて、それも何か切羽詰まったようで。何かあるんじゃない?正直いつものどうり二人じゃなかった。」
二人にそう聞くとシエラが答えた。
「実はね‥‥‥リーンさんから聞いた話だけど、私達はこれからダンジョンに行くでしょ?ダンジョン見たいに何日も閉じ籠っていると‥‥‥その‥‥‥お、男の人は、いろいろ溜まる‥‥‥らしくて‥‥‥」
「俺が二人を襲うかもしれない。と。」
コク
「わ、私達がレイを疑ってる訳じゃ無いからね!」
「わかってるよ、セレナ。それで?」
「それで、せめて雰囲気がある所で‥‥‥だ、抱いて欲しいなって‥‥‥」
かわいい。二人ともかわいい。
そして何より嬉しい。
「わかった。」
二人を抱き寄せ、
「ありがとう。前世含めて初めてだから、痛いかも知れないけど優しくするから。」
そのまま押し倒す。
ベッドに倒された二人は潤んだ瞳で俺を見ながら
「「来て‥‥‥レイ‥‥‥」」
「ああ、二人とも俺の物になれ。」
もちろんはじめはセレナからだ。
「んん‥‥‥痛っ!んん?」
朝、急な痛みに眼が覚めた。
「‥‥‥そうか‥‥‥昨日、私‥‥‥!!」
そう口に出すと急に恥ずかしさがこみ上げ布団を被る。
「おはようセレナ。」
「シエラ?起きてたんだ。おはよう。」
私とシエラの間にはレイが寝ているので天井を見ながら会話する。
「ええ、眼が覚めちゃって。」
「私も‥‥‥」
「「‥‥‥」」
しばらく無言が続く。
話のネタはあるが話す体力がおしくて、ただ横たわっている。
そのまま何分、もしかしたら何十分たった後、シエラから
「ねえ、そろそろレイを起こさない?ずっと腕を枕代わりにしてるのもレイに申し訳ないし。」
「枕代わり?あ、どうりで固いわけだ。」
「ふふふふ、セレナったら。」
「あはは‥‥‥」
まだ重い体を何とか持ち上げベット上に座る。
反対にはシエラが―――うっ、やっぱりシエラの方が大きい‥‥‥
「どうかしたの?」
「うんん!なんでもないよ!なんでも!」
「?」
「それじゃあ一緒に起こしましょ。」
「そ、そうね、一緒に起こしましょ!‥‥‥どうやって一緒起こすの?」
「‥‥‥キスで。」
「確かにキスなら一緒に‥‥‥キス!?」
シエラにキスと言われて顔が火照ってきた。
今まで何回かキスをしたことはあるが自分からするのは‥‥‥あれ?ちょっと待って昨日の夜‥‥‥
チュ
「あ、ずるい。」
「ふふ、セレナもキスをしたら?」
「うっ、ぐぬぬぬぬ‥‥‥」
チュ
「‥‥‥というかキスで起きるわけ―――」
「っん」
「!?」
「んぁ‥‥‥おはよお。」
「お、おはよお‥‥」
たまたま起きたレイは目を擦りながら起き上がり、すぐさま目をそらした。
「二人とも‥‥‥その‥‥‥朝からそんな姿だと‥‥‥」
「「え?」」
「「~~~っ!キャァァァァァァ!!!!!」」
下手にこういうシーンに手を出すもんじゃないですね。
以後控えます。