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あれから数日間は近くにシスター達が居たため、魔力の特訓は控えた。その代わり、魔力操作を上げるために体の中で魔力を動かしたりしてた。ら、ご飯の後に離乳食っぽいのを食べて腹壊したりした。
うん、まあ操作してるときは目をつぶってたからそう思ってもしょうがないと思う。(薬飲んでも良かったのかな?)
『ハイハイやら、離乳食やら、俺もだいぶ成長したな~。久しぶりに、ステータスでも見てみるか。干渉魔法!』
名前 「レイ」
種族 「半悪魔」
保有スキル
火属性魔法 Lv1
水属性魔法 Lv1
風属性魔法 Lv1
干渉魔法 Lv2
隠蔽 Lv1
気配察知 Lv1
魔力感知 Lv2
魔力操作 Lv3
保有魔力量増大 Lv3
気絶耐性 Lv4
種族スキル
異界の精神構造
魂を見つめる瞳
強靭な肉体
と、でてきた。
『あ、できた属性もちゃんと、スキル獲得できたんだ。あと、火魔法じゃなくて火属性魔法なんだ。それにしても、全体的にLvが1づつ上がってるな。気配察知ってのは、まあばれないようにやってたからかな。』
と、全体的に良い結果だった。
『そういえば前回、ステータスに干渉魔法をやってみたけど、あのときは全体にかけてたからな~。今回は名前だけに絞ってやってみるか。』
結果
名前 「レイ」
と、だけだった。
『?何でだ、魔力消費したのに。もっと魔力込めてみるか?いや、それはまた今度だ。次に種族にやってみるか。』
種族 「半悪魔」
悪魔 7割弱 龍人 2割強
『悪魔7割弱、龍族2割強って、これ俺の血が何割かをどの種族か、表してるのか?て言うか龍族って‥‥‥。次だ次、もう一回やってみるぞ。』
種族 「半悪魔」
悪魔 73% 龍族 27%
『おいおいおい。俺が知りたいのはそれじゃないから。もう一回だ。』
種族 「半悪魔」
悪魔 73% 龍族 27%
「悪魔」
異界に住む精神体
すべての基本魔法に適性があり、保有魔力量も多い。魔力感知や魔力操作等に高い適性がある。また、精神体であるためめったに死なない。
「龍人」
龍の血を引く証。龍のようにあらゆる物理耐性、魔法耐性があり、保有魔力量も高い。また、再生や自然魔力回復等を持つことが多い。
『おおー。めっちゃいろいろ出てきた。‥‥‥なるほど。』
それ以上は何も思わなかったので、次に保有スキルに干渉魔法をしようとしたら扉が開いていつものは違うシスターが入ってきて、
「あら、起きてたの?レイちゃん。初めまして私の名前は『ルカ』って言うのよ。と言ってもまだ分からないか。」
そう言ってシスターセレナと同じ服装をしたシスタールカが、俺を持ち上げると扉が開き、いつもとは違う子供が入ってきた。
「マァマ。」
「あら、ガビルちょっと待っててね。ごめんなさいねレイちゃん」
シスタールカは俺をベッドにおろしてガビルと呼んだ子と一緒に出ていった。