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ナゾ4

真っ黒な生物と真っ白な生物

四足歩行でしっぽがある。ここまでは「犬」「猫」などと考えられる。しかし、しっぽは3本もある。どう見てもおかしい。


後からゾロゾロ4匹こちらへ向かってくる。

白と黒1匹づつ大きいのと小さいのが大きさ順で並ぶ。

トモ兄とサト姉、桜花は懐かしそうにナゾの生物を見つめている。

俺は食われるのだろうという考えしか出てこなく、恐怖で体が動かない。


「くろ、しろ、くろろ、しろろ、ただいま!」


黒色は猫っぽく、白色は犬っぽい感じがする。


「大きくなりましたね、エレナさん」


懐かしそうに見つめていたあの3人は口を揃えていう。そうか、あの3人はここに来たことがあるのだった。それにしても、あの生物は何だろうか。


「サトリ君、紹介するね。私の家族達。くろ、おいで!」


と、エレナさんが言うと1匹がやって来た。俺は目を疑った。「くろ」と言うと普通は黒色だと思うだろが、白色のデカイのが来た。「くろろ」は黒のチビだ。ってことは「しろ」だと黒色が来ると...なぜだ......もしや、俺の目がおかしいのか!?

ナゾの生物と俺はお互い怪訝そうに見つめ合う。


「エレナー、コイツだれだ?トモ君とサトカちゃんとオウチャンはわかるゾ。コイツだれなんだ!」


4匹はエレナさんを見つめ、くろが代表して質問する。

向こうがそう思うのは普通だ。自分たちだっていきなり家に見知らぬ誰かが来たらそう思うだろう。しかし、俺の方こそ普通、いや、普通に「誰だこいつ」と思うだろうが、こいつらは人じゃない、動物でも無い......いや、動物か。だか、未確認生物にしか見えない。


俺はこれからどうなるのか............




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