"ワールド・トゥルース"
久しぶりの投稿です!ワクワクだぁー!あ、あと今回も短めです!
下は時風くん描いてみました!あい変わらずへたっぴだぁ!
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ーーーしばらくして、二人は喧嘩?を程ほどにすると…モチ子と春さん、堅山のおじちゃんは警察署の中へと足を進める。
「…なんか、警察署ってこわいね!」
「まぁ、子供からしてみたら恐いか?」
「警察って取り締まる側だから…恐くて当然かな…あと、モチ子あんまりキョロキョロしないでね」
「うん!分かった!」
((本当にわかってる(のか)??))
…先程のモチ子の発言にとても信用ができるか不安な二人はモチ子を無言で見つめるが…モチ子はそんなことはお構いなしにルンルンっと歩いていく。
「んっ?そう言えば?警察署だからってなんで皆拳銃…しかも、かなり大きいライフル銃を肩に下げてるの?」
「あぁ、それはなぁ。ここが 戦闘警視庁特殊局の支部だからだな」
「戦闘警視庁特殊局??」
「実はなぁ、…警視庁と肩を並べる権力を持っているのが戦闘警視庁特殊局だ!まぁ、俺が所属してる局だ。戦闘警視庁特殊局…まぁなげぇから、"戦特"って略すな?戦特は面に"申し子"の取り締まりや保護だな」
「え?"申し子"って取り締まれる側なの?!」
「まぁ、"申し子"は国で保護されているいるが…決して悪い道に走らないとは限らねぇ…その悪い"申し子"達を調査、逮捕、潜入や記憶が覚醒した"申し子"の保護…まぁ、力が強い奴だけだがなぁ、だから…お前そう言えば名前は?」
「心!でも、皆からはモチ子って呼ばれてる!」
「そうかぁ、んでなぁモチ子が"申し子"だってのは事前に春から聞いていたからなぁ…こっちの調査ではモチ子はまだ能力面で覚醒が不十分って事で保護は見送られたから安心しなぁ」
「そっか!良かった!」
「話の続きをすると、悪い"申し子"達は一般人より遥かに強い奴がいる…そこでこの警察署では常時銃を見える所に携帯が義務づけされてるって訳だぁ…しかも、この支部は悪い"申し子"達の刑務所が隣接されてるからなぁ…しかも、最近"奴等"の活動が活発化してきてるんだぁ」
「堅山っ…やっぱり…」
「…あぁ、春から言われて調査を念入りにしたら…このところ、活動が活発化…しかも4日前に別の刑務所が襲われたらしい、幸い死傷者は出なかったがぁ…"奴等"の仲間が2人ほど脱獄したらしい…しかも、幹部のなぁ」
「…これは早急に皇帝陛下に報告が必要みたいだね」
「あぁ、一様報告書は出してるが…陛下の耳に届くには1週間はかかるだろうなぁ」
「それじゃあ、遅すぎる!皇帝陛下はこの事件をかなりの問題事項としてあげている…私から直接伝えるよ」
「そうだなぁ」
「ねぇ!ねぇ!!」
「ん?どうしたんだいモチ子?」
「"奴等"って?」
「あぁ、そうか。モチ子は知らないよね?…実はこの日本にもテロリストが居てね…しかも今話していたテロリスト達は"申し子"達だけで結成されているんだよ」
「…テロリストって…この国に不満があるの?」
「…それは俺達も調査してるんだがなぁ…どうも分からねぇんだ…今、分かっているのはそのテロリストの組織の名前と人数…それから、幹部しかわからねぇ…奴等のバックにはかなりの富豪が絡んでるのは確かなんだがなぁ」
「その組織名って?」
「その組織の名前はなぁ、"世界の真実"だぁ」
「"世界の真実"…」
「奴等はかなり昔からある組織だ…正確な情報じゃないかもしれないが…行方不明になった子供達を戦闘員として育てていると言う噂もある位だぁ…モチ子も用心しておいた方がいい」
「うん!分かった!」
「それじゃあぁ、…!」
「堅山?」
「…侵入者だぁ!!」
《ウーーン!!》《ウーーン!!》《ウーーン!!》
…その時、堅山のおじちゃんが言った言葉の後に警察署内に警報器が鳴り響く!
《侵入者あり!侵入者あり!刑務所内に侵入者あり!》
「!!堅山!」
「わかってる!」
…モチ子は春さんの腕に抱かれると…二人は全速力でとある一室に入る!
「二人はここに居ろぉ!俺が戻って来るまで身を潜めてろ!」
…堅山のおじちゃんはそう言うとモチ子と春さんを置いて部屋を出ていった!
「春さん…」
「大丈夫、ここに居れば安全だから」
「…"姫様"?」
…モチ子と春さんはその言葉を聞いて振り返ると…そこには赤毛の少年…顔はまだかなり幼いがモチ子は見た瞬間確信した
「"リハエル"!!」
モチ子は春さんの腕から離れると…リハエルがいる椅子に向かってダイブした!
「ひ、姫さ、ぐぇっ!?」
…案の定、モチ子の強烈な頭突きにより、腹部を強打したが…リハエルはそれを何とか後ろに倒れないように受け止める。
「リハエル!リハエル!!会いたかったよー!」
「…姫様…私もお会いしたかった」
「…やっぱり、君はリハエルくんだったか」
「あの…貴方は?」
「あぁ、すまないね。私は姫様の今世の父親で春って言うよ」
「!これは、大変しつれいを…私はリハエルと申します」
「君の話は警察署からは聞いているよ…それで、リハエルくん君はまだ幼い子供だ。もしよければ、私達と一緒に暮らさないかい?」
「い、いいんですか?!」
「うん、モチ子も喜ぶしね」
「…本当に私の用な厄介者を…ありがとうございます」
「うん、…それでモチ子…少しリハエルくんから離れようか?嬉しいのは分かるけど苦しそうだから」
「うん!」
…モチ子はそう言うとリハエルから離れるが…リハエルは少し不満な顔を見せる
「そう言えば姫様、ベル陛下には会われましたか…」
「うん!今は時風って名前でね!もう会ってるよ!たまに家にくるし!」
「そうでしたか、ベル陛下にも会いたいですね」
「きっと、直ぐに会えるよ!」
「そうですね…所で先程の大きな音は一体…」
「そうだよね!リハエルには一から説明しなくちゃ!」
…そうモチ子は言うと、先程堅山のおじちゃんが言っていた内容をリハエルに伝える…
「やはり、"申し子"と言えど人は人…過ちを繰り返しますか…姫様、私少し罪人を片付けてきます!」
「えっ?!リハエル!」
…リハエルはそう言うと部屋から猛スピードで部屋から出ていった!
「リハエル!待って!」
…すると、モチ子もそれを追いかけて部屋を後にする。
「って!二人とも!危ないって!!」
…そして、春さんも二人を追いかけて部屋を後にするのだった…




