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帰り道の告白

こうして約一ヶ月が過ぎた。

中学校生活にも、部活にも、そして意地悪な井上にも慣れてきた。

愛ちゃんは

「美樹ちゃんと井上君がいるからバレー部に入るっ。」

って言い出して、バレー部に入った。

私と井上と愛ちゃんは家がなぜか、とても近くて部活が終わったら

毎日のように一緒に帰っていた。

でも今日は違った。朝、愛ちゃんから電話が着た。


「えぇー!!!風邪を引いた!?!?」

「そうなのーっごめんねぇ美樹ちゃん。熱高いから明日も休むかも...。」

明日も!?愛ちゃんいないとつまらないのになぁ...。。

「分かったー。お大事にね!!」

「ありがとー、バイバーイっ」

....今日は一人で学校行かなきゃ...。


一人って寂しい...。早く学校着かないかなぁ...。

「おい。」

「うわぁ!!!!!井上!?おどかさないでよぉ....。」

「いつも一緒に来てるやつは一緒じゃないのか?」

一緒に来てるやつ?

「もしかして愛ちゃんのこと?愛ちゃんなら風邪でお休み。名前ぐらい覚えたら?」

「めんどいから、嫌だ。一人なら一緒に行くぞ。」

え!?二人で登校なんかしたら周りに変な目で見られちゃうよ!!!!

「嫌だ。」

「なんで?」

「皆がいるから。」

「...。分かった。じゃあ、先行っとく。」

急に素直...?どうしたんだろう...。



「林田。帰るぞ。帰りなら誰もいない。」

おいっ!!ちがーう!!!そういう意味じゃないよー!!!てか、先輩いるし!!

「一人で帰る!」

「最初とかは二人で帰ったのにか?」

「あの時は先輩に言われたから!!」

「なぁ、林田好きな奴いるか?」

スルーされた!!しかも急にコイバナ?

「教えない!!」

「俺は林田。お前が好き。」

えっ.......。嘘だよね??

「だから付き合え。お前も俺が好きだろう?」

なんか偉そう!!!.....今私が好きって言ったら愛ちゃんが....。

「冗談でしょ?」

「本当。」

グイッ体を引き寄せられた。

えっ....?私今、ハグされてる...?

「ヤダ!!離して!!先輩に見られたらどうするの!?」

ヤバイ。ドキドキする。暖かい。良い匂いがするー....。

「どうもしない。離してほしいなら言え。俺のこと好きだろう?」

意地悪...。ズルいよ。いつも私を困らせて、ドキドキさせて。

「好きだし。バーカ.....。」

「良くできました。」

井上が離してくれた。

「...帰るぞ。」

「....うん。」

愛ちゃんごめんね....。友達失格だよね....。

「言い忘れた。お前の友達は俺のこと好きじゃねえよ。」

「へ...?」

「俺が協力してくれって頼んだんだ。あいつとは幼馴染みで好きな奴できたって話したら協力してくれたんだ。」

そうだったの....。じゃぁ...。

「私は井上の手のひらで転がされてたってこと...?」

「そーいうこと♪....俺のこと嫌いか?」

「もちろんっ!!だーいきらいっ!!」

だーいすきだ、ばーかっ!!


私の初恋は意地悪な井上。

でも、実は優しいとこもある。

見てくださった皆様ありがとうがざいました!!!!

文章が本当に可笑しかったですがお付き合いいただき光栄ですっ♪

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