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限りなくブルー
いまのはどういう意味があったんだろう。
雪の出て行ったドアを見つめてふぅとため息をついた。
ゲームへのログインはマイもジョンも同じ部屋からの同時スタートとなる。
おれとわたしはお互いに見詰め合って。
おれはジョン。
わたしはマイ。
自分自身の再確認をするのが日課だ。
全く同じ顔、全く同じ体・・
そして全く同じ心・・
ふぅ、おれはいつものマスクをかぶる。
この便利なアイテムがあって本当に助かる。
なければ気が狂いそうだ。もしかして、もうそうなってしまったかと思うこともある。
おれは目の前の女の一部でしかないことを他人に知られることを恐れ、
わたしは目の前の男の言いなりにしか動けないことを知られることが怖い。
二人で一つの心は限りなくブルー。・・
どう修整していったらいいやら、限りなくブルー




